ニュースになるリスクをピンポイントに狙った保険がありますが、自分がすでに入っている保険を見ると、このリスクに対する保障がカバーされていることが多いです。
熱中症保険もその一つ。
入院するくらいになれば、医療保険から保険金がおります。
傷害保険は急激・偶然・外来の基準を満たさないので、入院しても保険金はおりませんが、熱中症を保障する特約があります。
治療をすればお金がかかるから、そのための保険が必要と考える人もいると思います。
貯蓄が少ないなら、それは正しいかもしれません。
自分の学生時代を考えたら、やはり、数万円の治療費はきついです。
ただし、それは熱中症に限った話ではないはずです。
もっと広い視野で考えたほうが良いです。
・保障範囲が広い方が、いろんな経済的なリスクをカバーできる
・保障範囲が広いと保険料が高くなる
というので、保障範囲と保険料負担を考えて保険に入るのが良いでしょう。
もし自助努力で避けられるリスクがあるのであれば、それは保険を付けなくてもよいはず。
保険商品を開発する側からすると、ピンポイントに保障するのはギャンブルです。
コロナ保険でわかるように、コロナの感染状況だけに左右されてしまいます。
幅広くカバーする保険であれば、コロナの支払いの増加は、全体からみるとそれほど大きくないかもしれないし、ほかの保障が逆の動きをして吸収できているかもしれない。
この視点がないと、今年の前半の一部の会社でおきたコロナ保険の混乱は避けられたはずでしょう。
売る側も買う側もピンポイントに保障する商品が本当に必要かを考えるべきでしょう。