先ほどの収支相当の原則は、実績に対して
保険料収入現価=保険金支払現価+事業費現価
となるわけではなく、事前に設定した計算基礎(予定死亡率とか予定利率など)に対して成り立つ概念であることに注意が必要です。
だから、コロナ保険の保険金支払いが増えて、保険会社が損する可能性があると言っても、収支相当の原則が成り立たないわけではなく、実績が予定より悪かっただけのこと。
ちなみに、プライシングという保険料水準を決める際には、利益などを見込んだ計算をするわけだが、これも、事前に設定した前提で計算する。
これを理解していない保険会社の経営者が意外と多い。
だから、指摘しても理解できない。
入社1年目に習うような基礎なんだけどな。