社説 | えらっきーの日記

えらっきーの日記

日常の出来事を日記のように書いていきます。

今朝の日経新聞の社説がいまいち

 

「損保は異常気象対策を万全に」

というタイトルで、中身は

・今年の自然災害で、異常危険準備金が各社1千億円規模で取り崩された

・準備金が底をつくのを回避するため、損保業界は積立水準を早期に回復するために税制優遇拡大を求めている

・自身は政府が再保険を引き受けるので、影響は限定的

・火災保険の採算悪化のため、来年中の保険料率引き上げを目指している

 その時期は消費税増税と重なる

・保険採算が悪化しているのはその通りだとしても、事業費削減は十分なのか?

・コスト削減の徹底が保険料値上げの理解を求める前提だ

 

さて、このタイトルと中身は一致しているでしょうか?

提言をしているようなタイトルなのに、提言は一切なし、という時点で落第点。

最後の方の、コスト削減が保険料値上げの前提というのは、より一層意味不明。

異常危険準備金の無税積立枠拡大に対して、それならコスト削減を、と言っているのか?
 
タイトル通り、異常気象対策を万全にすべし、というなら、異常危険準備金の積立を促進させるのを後押しするのが適切な意見でしょう。
 
もし、保険料値上げだけを指しているのであれば、それこそ的外れ。
保険料が値上げされて、コスト削減が不十分と思っているなら、その会社の保険に入らなければいいだけの話。
税金や社会保険料とは違い、契約者に選択権があるのだから、コスト削減を指摘するのは適切ではない。
(もっと言えば、日経新聞は、この前、値上げしたばかりで、その際にどれだけコスト削減をしたかなんて、書いていなかったことをどう考えているのか?)
 
純保険料が不足している、または、不足する可能性が高いときに、その分を引き上げるのは、私企業である保険会社では当然の行為。
ただ、競争などがあるので、その上がり幅を減らそうという努力は、どこの会社もやっている。
それが不十分な会社の保険が売れなくなるだけのこと。
この社説は、競争原理が働いていないとでも言っているのでしょうか?
 
タイトルと中身は一致しないは、中身は希薄だは、書いている内容も不適切だは、でこの社説は目的が不明でした。
(ただ、遠回しに損保をたたきたかっただけ?)