生命保険で今よく見るものの一つが非喫煙者料率
たばこを吸わないと、保険料が安くなる、というもの。
CMなんかで、保険料が安くなりますって言っていますが、その前提はたばこを吸わないことというのが多い。
このCMを見て、たばこを吸っている人は不満に思っているのかもしれませんが、そうではありません。
たばこを吸わない人は、確かに非喫煙者料率が適用されて、安い保険料で保険に入れますが、たばこを吸う人は喫煙者料率になっているかというと、そんなことはなく、今までの保険と同じ保険料で入れます。
つまり、喫煙者と非喫煙者が一定割合でいる前提の保険料です。
明らかなように、喫煙者の死亡率は非喫煙者のそれよりも高いです。
昔試算してみたら、2倍くらいになっていました。
これは非喫煙者も副流煙でたばこの被害を受けている時代の死亡率だから、今のように分煙などたばこを吸わされる機会が減った状況ではもっと差が開いているのではないかと思います。
そんな状況で非喫煙者も含まれている団体で考えた保険料で入れるっていうのは、喫煙者の本来のリスクよりも低いリスクで見積もられた保険料で入られるということで、かなり得をしているということになります。
それを考えたら、なんて得しているんだろうって思うべきです。
逆に、保険会社のほうは、そろそろ喫煙者料率を考えていかないといけないでしょう。
今はまだ、大々的に非喫煙者料率の方に非喫煙者が移っているというのはないけど、それでも少しずつ、こちらに移っているのではないかと思います。
今すぐには見えないとは思うけど、そのうち、死亡指数が上がっていくということもあり得ます。
合理的な群団の区分を用いて、その群団のリスクに対して適切な保険料を適用する。
それが基本だと思うし、喫煙者と非喫煙者を分けるのは社会的にも合理的に考えられ、受け入れられることだと思うので、そろそろそこに着手すべきでしょう。