新都知事の選挙公約を見ると、7つのゼロというのが掲げられています。
・待機児童ゼロ
・介護離職ゼロ
・残業ゼロ
・都道電柱ゼロ
・満員電車ゼロ
・多摩格差ゼロ
・ペット殺処分ゼロ
このうちのいくつかは、東京都の人口を減らさないと実現しないのは明らかで、新都知事は、それを実現しようとしているものと思っています。
それは正しい判断で、東京に人が集まっているから、子供を預ける場所が確保できない。
多くの職場が東京にあって、そこに住むにはコストがかかるから、長距離の移動をせざるを得ない。
そのために、電車が使われ、混雑してしまう。
職場が東京にあるために、親元から離れざるを得ない人もいるし、親と同居したり近くに住んでいる場合でも、通勤に時間がかかるために、親が介護状態になっても、それに対応する時間が確保できない。
東京一極集中による弊害を解決するためには、その集中度合いを緩和させる必要がある、というのを、問題点からアプローチしているのだろう、と思うわけです。
一定数の企業に、東京から出ていってもらいたい(もしくは、23区から多摩地方に移転してもらいたい)、というわけにいかないでしょうから、それを遠まわしに言って、票を獲得する戦略に打って出たのでしょう。
個人的にも、人口の1割が東京に集中する状況はおかしいと思うし、領土保全や環境保全の確保からも、地方に人を分散させていくのは大事だと思うので、この考え方は正しいと思う。
さて、今後、新都知事はどういう戦略で、これを実現するのでしょうか?