低解約返戻金型保険 | えらっきーの日記

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低解約返戻金型の保険というのがあります。
解約返戻金を抑えることで、保険料を安くするというもの。

終身保険だと、保険料を払い込んでいる間に解約した場合、普通の終身保険の7割の解約返戻金にするとか、定期保険とか医療保険だと、解約返戻金が0になるとか。

解約をしない人にとっては、お得な商品です。

でも、10年やそれ以上の期間、保険料を払い続けるのが普通で、その間、絶対解約することはない、と言い切れる人ってそんなにいないと思う。
失業するかもしれないし、病気で働けない期間が生じるかもしれない。
失業ではなくても、給料が減れば、保険料負担は増えるし。
家族構成の関係で、保障がそれほど必要にならなくなるかもしれない。
急にお金が必要になることもありうる。

終身保険では、保険料はそれなりに高いし、解約返戻金が大きいので、いざという時に、そのお金を使えるのは魅力の一つ。
実際、親が子供に掛けた終身保険で、子供が大学に行く資金に使ったという例もよく聞きます(元々保障で入っていたが、教育資金が不足したので活用した、という例です。教育資金目的の人もいますが)。
解約返戻金を活用した保障継続というのもあります。
ちょっとお金が必要、というなら、契約者貸付が可能(解約返戻金の一定範囲内でお金を借りる方法)。
保険料を払うのがもう無理、ということなら、以後の保険料を払わずに、
・延長定期保険(同じ保険金額で、可能な限り保障を継続する方法)
・払済保険(保険期間を変えず(つまり終身)で、保険金額を引き下げる方法)
という選択肢もあります。

低解約返戻金型商品では、これらの方法を使っても、金額が少なくなってしまいます。
加入を勧める側は、理解して入っている前提でいますが、加入する側にとっては、実際にその事象になったら、ショックは大きいのではないかと思っています。

低解約返戻金型商品が日本で売られて10年以上経ちましたが、今のところ、それほど騒ぎになってはいません。
なので、杞憂なのかもしれませんが、でも、これからが本当に影響が大きい時期なのかもしれません。
低解約返戻金型商品の苦情が今後も起きないか、起きたときはどのような苦情が起きているのか、注目していきたいです。


それ以上に、個人的にいやらしいなと思うのが、低解約返戻金型商品が人の不幸を当てにしている点です。
不幸な人がいれば、自分の保険料が安くなるって、なんか、日本人の感覚に合わない。
それに、保険は相互扶助と言いながら、解約していなくなる人は知らんって言っているようで、保険の精神からもずれている気が。

考え方は人それぞれなのでしょうけど、安くなるからそれでOKというのは安易かなと思う。