昨日、介護保険のことを書いたが、日本人の保険観というのがおかしい気がしている。
つまり、保険に入ると、それにならないかのような誤解をしている人が多いのだと思う。
介護保険も、よくよく考えれば、保険としての価値はほとんどないのに、年を取ると介護になるというフレーズを見て、入る人がいる。
がん保険も、国民の2人に1人ががんになる、と言われるのを見て入る人がいる。
実際には、高齢者がほとんどで、がんの治療が意味を持たない人が多いにもかかわらず。
(そもそも、がんだけ保障が必要というのもおかしな話)
医療保険も、高齢者の方が医者にお世話になるということをよく耳にするから入る人がいる。
健康保険でかなりのコストをカバーしてくれるにもかかわらず。
経済的な意味をまじめに考えれば、意味がないことが多いのに入るのは、違う意味を感じているから。
それが、この保険に入れば、その病気・状態にならないと思っているからなんだと思う。
昔、死亡保険に入ると死なない、ということを本気で思っている人がたくさんいたそうです。
明治時代のように、国民の教育水準が低かった時代の話。
知識がないから、そういう勘違いをする人が多かったんでしょう。
今の時代、教育水準も高いし、ネットで調べれば、いくらでも情報が手に入るので、こんなこと、明らかにないとわかるはずなのだが、こういう誤解をしていると考えると、これらの保険を購入する行動に納得がいく。
ある種の宗教なんでしょうね。
保険は、発生の確率が低いが、経済的な損失が大きい事象を解決する手段でしかない。
その理解が大事です