変額保険 | えらっきーの日記

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日常の出来事を日記のように書いていきます。

インフレリスクに強い終身保険と触れ込みながら、販売以降インフレになったことがないためにその実績が示されたことのない保険、変額保険。

この商品の保険料が不思議でならない。

今は売っている会社は数社しかないが、この保険会社たちの保険料が通常の終身保険よりも低いんです。
(今月から予定利率が下がっている可能性もありますが、情報はないので、3月末までの情報を元に書いています。が、たぶん、まだ高いはず)

変額保険は、特別勘定と呼ばれる、株式や債券などの時価を積立金に反映させ、それに応じて死亡保険金が変動する保険です。
最低死亡保険金額が設定されていて、運用実績が低くても、最低保証死亡保険金額までは保証されている。

解約返戻金は運用実績に応じて変動して、最低保証はない。

何かの本で、運用実績が悪くても解約返戻金は最低保証をしない一方、株式などリスク性資産で運用するからその分予定利率(保険料計算に使用する割引率)を高く設定でいる、と書いてあったけど、数理的に何ら根拠ない話。
解約返戻金の立場で見ると、運用実績で変動することと、終身保険のように決まっていることは、価値が同じと考えてよい(本当は違うんだけど、上がるか下がるかの確率を同じと考える)

あくまでハイリスク・ハイリターンな商品で、高料高配商品であるはずなのに、普通の終身保険より安いというのは、明らかなミスプライス。


一般的に考えて分かるのは、
・普通の終身保険は経済環境によらず、保険料や保険金額が一定
・変額保険も保険料は一定だが、運用がうまくいくと、保険金額が増加する可能性がある
という違いがあって、同じ保険料・同じ保険金額(変額保険は最低保証死亡保険金額)なら、変額保険の方が、期待できる保険金額が高くなるという事態が起きる。

同じ保険料なら、同じ保険金額(変額保険は期待保険金額)であるべきなのに、そうではないのは、どちらかの価格がおかしいということ。


業界の多くの人がおかしいと思うものだけど、保険を検討している人、特に死亡保障が本当に必要な人にとっては、この商品はおすすめってことになりますね。
もしお金が必要になったとき、解約返戻金が減っているかもしれないことにさえ注意して検討すればね。