- がん保険を疑え!/ダイヤモンド社
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日経新聞電子版でも連載している後田さんの本です。
私自身、がん保険がそんなに必要なのか?と疑問に思っていました。
若い人ががんになった時に、治療が必要になるし、収入も減るから、何らかの保障が必要だろうと思うので、そのリスクを軽減させるために、がん保険は必要だとは思っています。
でも、今市場にあるがん保険が、そのソリューションに使えるか?というと、疑問です。
この本は、数理的なところは、怪しい(間違えもある)ですが、がん保険に対する意見は正しいと思います。
・がん保険は、シンプルで安い方がいいです。
・終身保障は要りません。60歳とかそれくらいの年齢まで保障があれば十分です。
・金額は、自分の貯蓄を超えるリスクをカバーできるもので十分です。
特に、高齢者は、がん治療をしても、若干の延命でしかなく、苦痛を伴いながら死にゆくことになるので、がん保険の給付で治療をする必要性がないです。
これは、「大往生したけりゃ医療とかかわるな」の内容にもつながります。
CMなどで、がんのリスクを大げさに訴えて、がん保険を売ろうとしていますが、そもそも、手元にそれなりのお金があるなら、がん保険は必要ありません。
いつの間にか、保険会社は、お金を儲けることだけに力を注いで、本当に必要な保障を提供しなくなりました。
この本でも、そのことを最後の方で憂いています
業界全体の問題として語られているのは、大変悲しいことです。