- 医療保険なんていりません! (新書y 224)/荻原 博子
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医療保険を中心に彼女の考える保険の選び方を解説した本です。
保険の選び方にはいろんな考えがあるので、その一つの考え方として読んでおけばよいでしょう。
この本で気になる点は、一貫して、発生率の低いものは入る必要がないと言っている点です。
発生率が低くても、起きたときの経済的なインパクトが大きければ、それは保険として用意すべきだと思います。
発生率が低いと言っても、その状態になる人は必ずいるわけだし、それがわが身に起きたときのことを考えるのが保険の役割だから。
発生率が低ければ、保険料は安く済むわけだし。
あと、発生率が低いと言っている文章の中の具体例の値が小さすぎます。
計算間違いしていますね。
たとえば、死亡率で
30歳男性は98434人中85人死亡・・・確率0.00086%
右辺は、1000万人に86人が死亡するってことを言っています。
これは左辺と桁が2つずれているので、大きな間違い。
こんなのがあちこちにあります。
これを深く考えずに読まれて、誤解されると、経済的なインパクトは大きいはず。
経済ジャーナリストを名乗っているのだから、こういう初歩的なミスはしないでほしかったです。
5点満点で3点の本です