まるで原発などないかのように | えらっきーの日記

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まるで原発などないかのように―地震列島、原発の真実/著者不明
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原発事故の問題を考えたいと思って、本屋に行って見つけた本です。
2008年秋に出された本ですが、中越沖地震を発端にした柏崎苅羽原発の事故を中心に、それ以前に起きた原発の事故や、原発の土地選定や設計・開発に関していかにずさんだったか、原発がいかに危険かということが書かれています。
たぶん、当時は、反原発派が誇張して書いた本だと思われたことでしょうが、今、福島原発の事故を経験した我々にとっては、彼らの主張が如何に正しいかがよくわかります。

今ではあきらかにいい加減とわかる「5重の壁」についても、本当の壁は格納容器だけで、それ以外(燃料ペレット、年齢被覆管、圧力容器、建屋)が意味のないものであることも指摘されています。

この本が、当時しっかりとり上げられ、議論されていれば、もしかしたら、この事故もなかったかもしれない。
過去の事故のときも、言葉巧みにごまかす学者たちを糾弾するだけの能力がマスコミにあったなら、この事故がなかったかもしれない。
そういう思いを抱きました。


さて、この本、たぶん、ほとんどが正しいのでしょうけど、気になるところもないわけではありません。
たぶん、危険度を増したいために、誇張しているところもあるのかなと思います。
もしくは、本当にそう思っているのかもしれませんが。

どの本でもそうですが、自分のセンスも交えて検討していくのがいいかなと思いますね。