人気格闘技漫画 グラップラー刃牙のモデルにもなった格闘家 平直行さんの本の記述。

「会場では試合以外、絶対にファンの前を歩くな」
これもシーザー(武志)さんの教えだ(のちに正道会館の石井和義館長にも同じことを教えられた)。


人は、誰もやらないことに挑む者に心惹かれる。そして誰もできないことを成し遂げる者に心を奪われる。


U.W.F.外伝 平直行 著より引用


お笑いにはネタ見せという慣例がある。業界の方たちに、客前でやる前に密室でネタを見てもらいアドバイスをもらう会。
ここでよくあるダメだしというのは、過去の誰かの成功例をもとに、形をきれいにするためのアドバイスだ。
(もちろん「もっとぶっとんだことやれ!」と逆のことを言ってくれる人も沢山いる)

本を読んで、自分の10年以上もらってきた数知れないアドバイスを思い出して、頭に浮かぶのは一言。

アントニオ猪木の「馬鹿になれ!」だ。