昨夜、渋谷のさくらホールで行われたJesús Carmonaの公演「THE GAME」を観て来ました
仲間たちはスペイン語脳なので、このフライヤーを初めて見た時にみんな「がめ」となったらしい
素直に読めないフラメンコ馬鹿
はいっ、con りかぽん
イベント割が使えたので陰性証明提示して入場しました〜
カンテのJosé ValenciaとギターのJuan RequenaとJésus Carmonaの3人で繰り広げられる遊びの延長のような自由で自然、だけど全て緻密に作り上げられた全てが高難度な作品
昨日の朝一にカルモナくんのインスタに上がってたこの動画観て、テンションおかしくなりました
カルモナくんの身体キレッキレハンパないし、足音超綺麗だし、そして何よりホセとファンの持つコンパスが凄いんじゃ
カルモナくんの身体能力の凄さと身体の作り方、踊りの超天才的おかしいんじゃないのと思わせるハンパない上手さは心から尊敬しているのですが(イケメンだし)、すご〜い正直な事を言うと私の心の臓に響かない事が多かったのです。
でも昨日は、その彼の素晴らしさをホセとファンが生かしまくってました
ホセの声と唄がヤバ過ぎるのとファンの唄に寄り添う耳心地良いギター、そして2人から自然発生する何の無理もないパルマ。
コケティッシュな場面もあって笑いも提供
(もう可愛いの〜〜〜)
カルモナくんのサイコを感じる目も健在
場面がコロコロ変わりおまけにその切り替わりがハッキリしてるのに、何の違和感もなく超自然。
これがコンパス力だと痛感する
そしてりかぽんと盛り上がったのが、スペイン人たちって舞台でする仕草や昨日の公演で言えば机や椅子を運ぶ、使うの動作など別に演じるわけではなく普段のままだよね、と。日常の動き。
脚色する必要がない、無駄がなく自信に満ちた上半身で何もしなくても全身に表情がある。
これが日本人の決定的に敵わないところだなぁと舞台の3人を見つめてました
何の躊躇もなくスタンディングオベーション
久々の即立ち
照明効果なども含めて全てにOléeeeeeee
今日もあります
絶対フラメンコやってる人は観なきゃいけないと思います。フラメンコじゃないアートに関わる方々も絶対観た方がいい作品です。
バレエダンサーも驚く身体能力だし、コンテンポラリー的要素もたっぷり、音楽もオリジナルでギターも唄もホントに素晴らしい。
こんな素晴らしい作品観ないとダメです
今夜がダメだという方は、28,29日に恵比寿のサラ・アンダルーサでも行われるようなので、足を運んでみてはいかがですか
出来る事なら今夜も観たい。。。