おはようございます
新年度の幕開けと、新元号の発表が間もなく
ソワソワそんなしてなかったのに、テレビに煽られ私もソワソワ(笑)
さて、昨日は6/30に行われる生徒のソロライブ今年第一弾のギター合わせとパルマ勉強会
今回はソロで踊る事はもちろんですが、パルマも自分たちのみで頑張るという企画。
私は本番は入りませんので、本番での後ろからの援護はありません(笑)
出演メンバー4人で力を合わせ、心を寄せ合い頑張って頂きます
とは言っても、ホントにパルマは難しいです
まず、パルマを打つ人たちの音の音質がほぼ同じでなければならないので、まず特にセコ(高く強い音)をちゃんとそれぞれが音が抜ける事なく出せること。
そして、最初は表の音をアクセントなくて良いので、一定に保ちながら打てる事。(当然その後はリズムのアクセントを感じながら打てるようにならなければなりません。)
更に踊り手のエスコビージャでは、踊り手があくまで主導なので、踊り手の足元をよく観ながら、多少揺れがあっても踊り手のリズムに合わせながら打ちます。
自分のリズムで打っていると不協和音が生じます。
パルマを打つ人がそれぞれのリズムで打っていると沢山の音が聞こえ、グダグダになります
自分が踊るようにも感じ、踊り手のリズムも感じ、更にパルマを打つ仲間の音も聴き、ギターも聴き、カンテの唄を感じてと、大変な作業です。踊るよりも大変(笑)
更に更に、打ってる姿も美しくなければなりません。
胸が落ちていたり、腕が下がっていたり、パルマを打つ手が逃げるような打ち方ではダメです。
踊っていなくても緊張感たっぷりです
今回初めてソロに挑戦するMちゃんは、
「パルマってこんなに大変だとは踊るより大変です先生やカンテの方たち、いつもこれを自然にやってますが、凄い事ですね」
フラメンコ以外のミュージシャンもこのパルマというものは簡単に出来ないんですよ。
音感は完璧ですが、それを手拍子で表現するのは実に至難の技なんです
でも、これ出来たらむしろパルマが醍醐味にもなるほど
これをきっかけにパルマの楽しみを覚え、仲間で練習するの時などにもドンドン生かして欲しいです
6月までまだ時間はあるので、頑張って行きましょう
第二陣のメンバーも覚悟よ