よく、生徒に、

「先生、まだ何を学ぶんですか

とか、

「先生、スペイン人とかのレッスンも楽しくて仕方ないって感じですよね。いつも楽しそうでいいですね

なんて言われます。


何を学ぶかって、まだまだ、学ぶ事は山ほどあります。フラメンコは年々進化していて、どんな形であれ、特に最近は触れ続けていないと完全置いてきぼりになる感じです。

確かに、私はスペイン人のレッスンを受ける事は楽しくて仕方ありません
何度も書いていますが、私は、舞台で踊るよりも、教えるよりも、レッスンを受けている時間が世界で一番好きだから

でも、触れていると、出来ない事、山ほどあるんですよ
どうにも足が動かないとか、体動かないとか。。。
そういうのを実感した時、何とも言えない悲壮感でいっぱいになるんですよ
しかし、これを仕事にしている以上、落ち込んではいられないので、それをカバーする動きを必死に考えるんです
その繰り返しです。

発表会前で落ち込んでいる生徒さんの空気、最近、よく感じます。
その気持ちわかりますよ
実は、私も一緒なんですよ(笑)

レベルが違う


なんて、言う人もいそうですが、いやいや、同じです。
でも、近づきたい、近づこうという気持ちの強さは必ず、実を結びます(思うだけではダメですよ 笑)
練習と、よくフラメンコの舞台を観ること。これ大事

最近のレッスン生は自分の練習だけで、何とかしようとする人多いようですが、生の舞台を観るのが一番の練習ということをもっと感じて欲しいなぁ。。。


CD聴く、舞台観に行く、DVD・YouTube観る。。。沢山、上手くなるヒントはありますよ。
ただ振付を追うのが学びではないということをもっと知って欲しいなあ。