今日、4月23日は、サン・ジョルディの日ですね。
スペインと日本では本を贈る記念日とされています。

サンジョルディの日について、詳しく。。。

サン・ジョルディの日は、キリスト教の聖人である聖ゲオルギウス(サン・ジョルディ、セント・ジョージ)の聖人祝日です。

由来は、ゲオルギウスの命日とされる303年4月23日であることからのようです。
スペインのカタルーニャ地方では、伝統的にこの祝日に男女が赤いバラなどを贈りあうというバレンタインデーと似た風習がありました。

1923年に、カタルーニャ地方の本屋が、この日が、小説『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日(1616年)であり、さらにシェイクスピアの伝説上の誕生日(1564年)であって命日(1616年)でもあるという、文学に非常に縁の深い日でもあることと結びつけて、プレゼント用に本を買うと赤いバラを添えて、本を贈るという風習を広めました。

ただし、シェイクスピア時代のイギリスではユリウス暦を使っていたため、現在の(あるいはセルバンテス時代のスペインの)グレゴリオ暦に換算すると伝説上の誕生日・命日ともに4月23日ではなく5月3日であり、同一日に死んだわけではありません。

現在のカタルーニャ地方では、この日は男性は女性に赤いバラを贈り、女性は男性に本を贈る日とされていますが、男女ともに本を贈りあうこともあるそうです。

本にちなんで、今読んでいる本をご紹介。

「聖書の暗号」の大事なポイント  船井幸雄著

なかなか興味深い本です。信じるか信じないかは、あなた次第系な話ですが、おとぎ話とでも思って、楽しく読んでいます。