ずっと惚れ込んでいたんだよね・・・・。
でね、前日にさ、飼い主さん仕事あるから、朝から入院させておこう・・・ってね、飼い主さんに勧めてね・・・。
で、今日、朝早くにさ、私もお手伝いに連れて行った子がいてね・・・。
で・・・、また逝きやがった・・・・。
初代ラオウとエクちゃんの息子でね、もう生まれたときから忘れることができない男だったんだよね・・・・。
まあ、老犬・・・。でもさ、ホント飼い主さん家族みんなにね、愛されていてね。だからこそ、いつも一緒に病院に付き合っていたんだけどね・・・。
朝ね、今日八時前に来て、その子を病院に連れて行こうかってなことになってね、私何を勘違いしたんだか、そのまえの朝七時前にね、その子の飼い主さん宅に行ってしまってね・・・。
ご家族はみんな驚いていてさ~・・・・。ああ、早まって、私が来てしまった。
でさ、優しく迎え入れて貰ってさ・・・・。
その子と対面してさ・・・・。とりあえず、明日休み貰える??ってね、その子の飼い主さんに言ったんだよね・・・。
多分、今日明日の命かな・・・ってね・・・。
辛いんだよね・・・でもそれ以上に飼い主さんはとっても辛い。それでさ、・・・・・・・・・・ホント、精一杯気を張っている親としての態度をとる、飼い主さん・・・女性でさ、ラオウとエクシーの男の子と過ごしているかたでね・・・。
もうね~・・・・、辛いってもんじゃねえだろ・・・・。仕事を休まれ、すぐにその子の元に駆けつけた。
でさ・・・、やっぱり日本人なんだよね、息子のことでやらないといけないことをびっちりやられてね、それ以外のさ、今後のことをさ、連絡があってね・・・、まあ、私がやっても良い??ってことでね、ずっと前から依頼されていたことをやるしかなくてね・・・。火葬するまで。遺体の保存状態とかさ、ドライアイスを依頼して、棺の手配とか、火葬とかさ・・・・。私が変わりにやれるからさ。
飼い主さん本人はさ、やっぱりその子のところにずっといたい・・・・・・・早く帰って、その子のところに一緒にいたい・・・・。らしいからさ・・・。
まあ、私と一緒でさ、せめて送るときはさ、たくさんの花に包み込まれてさ・・・・ってね、同じ思いでさ・・・。
私がやっていることは自己満足かもしれん・・・でもさ、飼い主だったらさ・・・・。
天国に一番近い状態でね、花に包み込まれた・・・・・・まあ、天国なんぞ行ったことねえしさ、それでもさ、やっぱりありがとう・・ってね、お花をたくさん納めたいじゃないですか・・・・。
でね・・・、これさ・・・・あんまり金を使わしたくないから・・・ってさ、私に酷いことを言ってさ・・・・。金を出させないようにするべく、飼い主さんがさ、言いやがったんですよね。
いや、自分の子には、せめて自分が選んだ花を・・・ってね・・・・。
そのくせ、一応私のアドバイスを聞いていてさ・・・・。
もうね・・・私もね、もの凄く深く付き合った初代の子でさ・・・。
おい!!!飼い主よ!!!!我慢しているだろうがよ・・・・。
明日は私、思い切り泣くぞ!!!アンタを引き込んでね、一緒に見送ろうよね・・・。
変わり果てた姿をさ、見たとき、一緒に劇泣きしようや・・・。
変わり果てた姿を見たらさ・・・・もうさ・・・・・・。