犬が吠えるという行為を、大抵の人は絶対にやってはならないことと決めつけてしまい、
「ダメ」「イケナイ」っていう、片言の日本語で教えようとする。
それ以外は受け入れようとしていない。
で、犬からすると、どうして?ってなってしまう。だから一向に変えようとしない。吠える行為を止めようとしない。
吠えるといっても、これが犬の感情表現だから、すべてがダメ!ってな教え方じゃ、そりゃ~吠えるのをやめるはずがない。
クセとして決めつけてしまう私たち飼い主の自分勝手な考え方なんですよね。
どうして吠えているのか。これが理解出来ない限り、解決するはずが無いんですね。
犬が吠えるとき、恐怖を感じるとき警戒して吠える。喜びを伝えようとして吠える。自分の気持ちに気づいて欲しくて吠えているわけですよ。
家に帰ったとき、喜びのあまりけたたましく行動をとる子もいる。
それはどうしてかっていうと、自分の気持ちを伝えたいからなんですよね。
飛び跳ねたり走り回ったり、凄まじく吠えながらね。
それは喜びをしっかりと受け取ってあげていないからなんですよね。
相手となる飼い主に自分の気持ちを伝えたいがために、取っている行動なんですね。
最初はそんな行為をやらなかったはずなんですよね。でも次第にこの人に気持ちが伝わっていないと感じた犬は、だんだんとその行動を大きく見せて、気づいて貰おうとやるわけですよ。
それでも気づいてくれない。ただ喜びを気づいて欲しいからだけのことなんですよね。でもその行為を望ましく思わない飼い主が、「ダメ」「イケナイ」ってね、まったく別の感情を見せてくる。
喜びに溢れた愛犬の気持ちを受け止めようともせず、無視したりする。
それがいわゆる犬のしつけだから・・・ってね、勝手に思いこんでしまっているんですよね。
犬からすると、そんな気持ちを求めていないわけでね。
だから激しさを増した振る舞い方をする。
最初から喜びには喜びで受け止めていたら、そんな激しい行為をとらなかったんですよね。
そうなってしまったら、昔も書きましたが、愛犬の気持ちのまま同じ気持ちで喜びを伝えて触れあえば良い。
そして最後はしっかり抱きしめることができるまで、とにかく付き合えば良い。
小型犬なら力を感じずにできる。しかし、大型犬となると(笑)
それでね、怖くて吠えるとき。
これも同じなんですよね、「イケナイ」や「ダメ」「ノン」っていう、否定から気持ちを伝えるのでは無く、「大丈夫」ってね、その恐怖心を和らげるように落ち着かせたら良い。これも抱きしめてね。
しっかりと吠えて知らせている対象物を見えるようにして、そして落ち着かせるんですね。抱きしめて。
動きを止めるようにしっかりと抱きしめて、大丈夫、怖くないから。ってね、気持ちを冷静に判断できるように落ち着かせることが大事なんですね。
あとね・・・・、昔覚えた・・・なんですけどね、人に吠えて自分の存在を知らせてくる子もいます。
ウチにもね(笑)
それは以前の環境でね、覚えてしまったことがあってね、飼い主に自分の存在を示すように吠えてしらせてくる子がいる。
まあ、これが本当の無駄吠えなんですが、
お前、ちゃんと見てるやろ!ってね、声をかけるとすぐに止むんですよね。
もっとも、その子ってのが、上に書いた喜びを喜びとして受け止めてくれてなかった子なんですよね。
まあ、ウチに来たときは凄かった(笑)飛びつくわ、走り回るわ、お腹を見せるわ、手を噛んで引っ張ってくるわ、とにかくじっとしていない(笑)常に吠え回ってね。
これがね、やらなくなった。ドアを開けた瞬間に、ちゃんとつきあっているとね、ふとしたことでやらなくなる。
あれ?ちゃんと自分の気持ちが伝わっている・・・。
ってね、解ったときから、やらなくなるんですよね。
ただ、やらなくなったけど、喜びのあまり、時々吠えて自分はここだって知らせてくる。
そのとき、ちゃんとお前のこと気づいているだろ!ってね、声をかける。別に叱って止めるんじゃなくてね。顔を見て、ほら、お前のことちゃんと見ているだろ。ってね。
人ってね、犬が吠えるときの感情をまるっきり無視して、自分が気に入らない行為を犬がとるっていう考え方のままで、犬を悪者扱いするわけですよね。
その考え方には、「犬を支配することが望み」だと思っているからなんですよね。
これが白人至上主義的な思想・・・というか、力を見せて相手を押さえ込もうとする思想そのものなんですよね。
そうじゃなく、縄文の時代から人を受け入れてきた日本人的な思想でね、犬とつきあったら良いんですよね。
それが「思いやり」っていう日本人の心に根付いている思想なんですよね。
どうして吠えているの?っていう考え方なんですよね。
逆らうな!じゃないんですよね。