転勤前の3月は、関西を巡って回りました。もう来ることないかも…と思うと、頑張ってしまうもので
3月25、26日は、京都を。
26日夜は兵庫県朝来市に泊まって早朝から竹田城址へ行きました。
車で行くと、京都は駐車場が大変かも…と、それが一番気になっていましたが意外と条件ある方が、クリアした時にうれしかったりして(笑)
今回行った中では清涼寺の800円と、建仁寺の300円/20分(休日は15分)は、「さすが!」な駐車料金でしたが
一和さんで食べました
1日目朝行った今宮神社は、あぶり餅を食べると1時間無料でした
1000年に創業した、日本最古の和菓子屋・一和さんと、その向かいにかざり屋さんがあります
きなこをまぶしたお餅を、文字通り火で炙って
タレは白味噌風味の、優しい甘さおコゲと合わさると、見かけより複雑な味になり、色んな味が絶妙にバランスとれてて、おいしかったです
そのあと車で10分ぐらいの大報恩寺へ行きました(駐車場は無料)
神社仏閣は中の写真が撮れないこともあり、どんなところだったかな?と後で考えることもしばしば
ここは霊宝殿の仏像や彫刻7躰が国宝だそうで、本堂も応仁の乱の戦火をまぬがれた創建時(鎌倉時代から)そのままのもの。
あと、おたふくさんの人形がたーくさんあって、それがめちゃ印象に残っています。
大報恩寺のあと、喫茶チロルへ行きました。今でも店名の入ったマッチがある喫茶店で「マッチください」と言ったら、いただけました。
卵焼きのサンドイッチ、写真はハーフサイズなので注文の際はご注意を。
お昼時でちょっと混んでいましたが、オットが頼んだカツカレーの取り分け皿を(頼んだわけではないのですが)用意してくださって。アリガトウゴザイマシタ
チロルを出てコインパーキングの方へ歩いていると、神仏両方ある神泉苑というところがありました。アヒルに導かれて
(794…ナクヨウグイス)平安京を造営するとき、宮中の庭園として造られたところのようで
それが日照り続きの際、請雨法を行う霊場となりのちに祇園祭の発祥となったとか。この辺りは、二条城周辺でした。
次に行ったのが車で30分ぐらいの、街からちょっと離れた神護寺
ナビに「高雄観光ホテル」と入れると、一番近くの駐車場に行けました。ホテルに500円払います
昭和っぽい雰囲気のホテルだったので、お茶したかったなぁ
10分ぐらい登って(その間お店もあり)、着きました
秋にこの辺りから撮った、階段の両脇が紅葉になっているJRのポスターは美しかったです境内は広く、静かで、心が落ち着くようなお寺。
ちょうどお手隙だったのかお寺の方がいろいろ話してくださいました。
へぇ~の連続で、忘れたくないけど忘れるよ~と思うほど、たくさんのお話が
覚えている中では、
・和気清麻呂の氏寺である高雄山寺と、神願寺がひとつになり誕生し、唐で密教を学んだ空海が帰国後活動の拠点としたとか
・力強い御本尊の薬師如来像は国宝2号で、背中のお召し物のシワ?ドレープが非常に美しいと、写真家の土門拳さんに撮影されているとか
・歴史の教科書に載っていた源頼朝の絵(と教わった昭和時代)は、このお寺にあるもの。三者1セットの絵で中央に後白河法皇、左右に源頼朝、平重盛だったとか。
「かわらけ投げ」は遠くに飛ばせるといいようで
・源頼朝に平家へ挙兵を勧めたと「平家物語」で語られている謎の僧、一時荒廃していた神護寺を再興させた文覚。もともと武士でしたが出家したきっかけは、好きになった女性の夫を殺めようとして、結果その女性を…という説が「源平盛衰記」にあるとか
・平将門の乱を収めるため、勅命で寛朝さんが神護寺の不動明王像を関東へ。その後、乱は鎮圧されましたが帰京する際、不動明王が動こうとせず、そのまま成田山新勝寺を開山したとか
などなど1時間ぐらい話していただいてありがとうございました。
今年は創建1200年で、神護寺特別展が7/17~9/8東京国立博物館であり、薬師如来像も見ることができるそうです
日も暮れて、ここなら行けるよとさらさ西新へ築93年の銭湯だった建物をリノベしたカフェだとか
お店の中、写真撮っていいですかと聞くと、どうぞー
と言ってもらえました。
内装は、当時のレトロな(今となっては貴重で高価な)和製マジョリカタイルがそのまま使われていて、雰囲気がありました。
ゴハン前にケーキを食べてしまった
宿泊は、四条烏丸の東横インで、車は周辺の駐車場を探しました。10分ぐらい歩きますが、1600円/24時間を見つけて