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Luke & Soleil Company

Never let the light of hope fade in your heart!

$Luke & Soleil Company


私はかつて大脳の解剖学者だった。

両手に収まるくらいの大きさの、その司令塔を手にしながら、

人の体の精巧さに畏怖の念を抱かずにはいられなかった。

日々患者さんを前に感じることに、最もアプローチしにくい領域が人の精神活動、

つまり大脳の中での出来事ではないかと考えている。

人は生まれた時から物や人に執着を抱くようになる。

毎日の生活における必要な物も、そうでない物に対しても人は何らかの思い入れを持つ。

また恋愛感情や親子の愛情にみられるように、

人間に対しても執着心をもったことのない人はいないのではないかと思う。

これまで外来で接してきた心を病んだ人たちは、

そのコントロールがうまくできなかったことが端緒になっているように思えてならない。

物質の世界に生きている限り、

尊い高僧のような生涯を送ることは至難の業ではないだろうか。

「執着」とは、私たちにとって正確には切り捨てることのできないもの。

しかし、私たちは心の危機を避けるためには

「執着」から距離を持たなければならない時がある。

心を健康に保つことは、対象に対してではなく、

まず自分を「意識」することから始まるのです。

もちろん私も例外ではないです。


I was once a brain anatomist. To hold in my hands the control tower of our bodies, small enough to be held in two hands, put me in awe of the complexity of the human body. Day after day, the patients made me feel that the activity of the human spirit is the the most difficult area to approach. In short, I think that it must be something that happens in the brain. From the time we are born, we form attachments to people and things. People have an emotional attachments to the things they need in the daily life, and even to some that they do not. Additionally, I do not think there is anyone who does not feel an attachment to another human, such as romantic or familial love. Out of all the outpatients that I have met with wounded hearts, I cannot help but believe that a loss of control was the origin of their illness. As long as we live in the material world, is it not an impossible task to live a life like a virtuous priest? We cannot completely cast away our attachments. Yet, in order to avoid a crisis of the heart, there are times when we must distance ourselves from those attachments. To keep our hearts healthy, we must not approach them as an object, rather we must start by being conscious of ourselves. (I also have someone I love. Of course, I am not an exception)


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Have a great Weekend
kisses
Luke
乗り換え駅のフローリスト。

あまり花を買っている人はいないのだけど、

いつも美しい花々が通勤、帰宅時の私たちの目を楽しませてくれる。

気が付いたら、購入していたオリエンタル・リリー。

arrangement済みで1500円也^^

ユリの花だけは、子どものころから好きだった。

きっと、他に知っている花はあまりない・・・かなりな偏向傾向あり

(多分、夏休みの宿題で家に咲いていた鹿の子ユリの版画作って

 美術の先生たちから褒められたからだと思う)

外国人や私の周りの人間も、花というとバラが大好きという人たちばかり。

バラは子どもの頃、トゲを刺して以来どんなに美しくとも遠ざけている(笑)



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もう師走。

でも、まだ1年の12分の1近くある。

今日はday-off

仕事の疲れもあるけれど、

preciousの勉強を教えたり、

部屋の掃除と料理の練習(笑)をせねば。

まるで主婦になった気分^^;

でも、困った

雑煮のレシピをさがさなければ。

うちのフランス人の口にあえばいいのだけど・・・心配だ



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季節外れだけれど、前に作ったphotovideo

Have a nice day
kisses
Luke
微生物学や毒(素)学、生化学のテキストを見ている。

そう、読めないから見ている^^;

でもその内容を見て感じることに、

そのテキストが非常によくできているようにみえること。

大体において日本のものと、もちろん共通しているのだけど、

その内容のアプローチの仕方や興味の持たせ方にフランスらしさを感じる。

伝わってくるのは、熱心な教師のようなもの。

学生時代、ミクロ解剖学(通称、組織学)を学んでいた時に、

教授から米国の中古のテキストをいただいた際の、

カルチャーショックを忘れられない。

日本のものにはない細かな配慮が随所に認められる。

サイエンスを楽しもう、楽しんでもらおう

という配慮があるのに対し日本のものは、経典のようなものだった。

(今でこそ、多数の教科書が作られるようになったけれど、

 当時、サイエンスを本気で学ぶなら海外がよいのではないかと

 真剣に思ったものでした)


今また、海外のサイエンステキストを見て、

その時と同じような感激に耽っている。


生化学や生理学の概念に浸透圧がある。

私たちの仕事で欠かせない概念だけれども、

ルーチンワークの中では、いちいち計算をすることはほとんどない。

概念を改めて確認すると、

多分、preciousの頭の中では色々な所でショートして、

熱を出しているのではないかと容易に想像できる。

さらに浸透圧の概念の中には、

mol浸透圧濃度、Osm濃度というものがある。

その練習問題を解いて教えてくれと言ってきた。

説明しようとすると、意外と難しい(笑)

色んな単位が出てくるので、イメージを膨らませながら解いていく。

かなり注意していても単位、数字の桁数を誤って見過ごしてたりすると、

永遠に解答に辿り着かないことがある。

実家の本棚から自分の学生時代のテキストを沢山持ち帰った。

およそ20年近く前のものになる(笑)

でも、その本質は全く変わっていない。

自分にとってはやはりこの頃の感覚に戻ることが

一番早い近道だと思ったからだ。

しかし、その頃の感覚を取り戻すまでに二日程かかってしまった。

言葉の壁があっても、科学で扱うものは共通している。

でも、もっと話せたらいいのにと思う衝動は抑えられない。

フランス語と日本語、どちらも互いが感じているのは同程度に難しいように思う。

私たちは二人とも、言語の発達の遅延があったことを確認している。

だから、言葉がない部分で意思疎通できる何かがあるのかもしれない。

大人になってから言葉の重要性を身に染みて感じたくらいなので、

感覚を研ぎ澄ませながら、一歩ずつゆっくりと二人がそれぞれ外国語を

完全ではなくとも身に着けられる方法があることもなんとなくわかっている。

しかし、実行するにはもっと二人の時間が必要になる。

人生における大きな転換点に差し掛かって、大きな苦痛を生むのではなく

大きな喜びに変えられるよう、私たちには弛まぬ努力が必要なことも

わかっている。


私はテレビをほとんど見ない。

空いている時間は耳から日本語にない音に慣らせるために、

英文の物語を絶えず流している。(聞いているわけではないです)

いつの日か、これが仏文の物語に変わっていることを夢見ている。


言葉は生き物であってとても便利なツールでもある。

私たちがどんなに頑張っても正確には訳せないことが多々ある。

文化や感覚の違いを無視することができないからだ。

そんな時は、理屈ではなく空気のような存在だと思うようにするようにしている。


空気、無意識が生む魂がより呼応できるようになることを望んでいる。



$Luke & Soleil Company


kisses
Luke