来てくれてありがとうございます。
どもどもー。連日、酷暑ですね。この酷って、「酷語」の時に使う酷ですよね(笑)
*「酷」とは:度を越して厳しいさま。←だって、伝わるぅー
うちも国語ダメですー。。
私は最近、本好きなんですけどね!夏は純文学♪ってことで、森鴎外さん作品をもっと読みたくて全集を探しました。KADOKAWAの表紙が和風でステキなシリーズです。
森鴎外「山椒大夫・高瀬舟・阿部一族」
余談ですが、スタバの「ほうじ茶&クラシックティーラテ」飲みやすくてリピしまくってます。
こちらの本、森さんの歴史小説の短編が9篇入っています。注釈がかなり多くて、根気というか忍耐力=読書力が必要な気がします!
どれも重めで、薄暗い雰囲気で、言葉も難しかったですが、なかなか重厚でよかったです。
一言ずつ感想書いてみます♪
タイトルにもなっている「山椒大夫」は、安寿(あんじゅ)と厨子王(ずしおう)っていう登場人物が出てくることは知っていましたが、思ってたより怖い話ですね。
そういえば!子どもの学校のテストに、作者と作品名を選ぶ問題があって、「山椒大夫」と「山椒魚」が出てました!ひっかけ問題ぃー(?)
・山椒大夫 × 森鴎外・山椒魚 × 井伏鱒二
あー、もう少し早く読めばよかったー!今なら絶対間違わないのにそれに、井伏さんの方は、魚と鱒で、魚つながりで覚えられそう♪(それより読むのが早いですかね、笑)
あ、でもね!私がその頃ちょうど読んでいた「金閣寺×三島由紀夫」は覚えていたそうです♪(点数には関係なかったが…)
「最後の一句」と「高瀬舟」は、中3の国語の授業でやってくれたので前に読んだことがありました。
「じいさんばあさん」は、展開がおもしろく、しかもホッコリするお話でした。
「魚玄機(ぎょげんき)」と「寒山拾得(かんざんじっとく)」は、ちょっとミステリーな感じで、楽しく読めました。
この辺は子どもに薦めてもいいかなと思いました。ちょっと誰かに話したくなる感じです。
「興津屋五右衛門の遺書」と「佐橋甚五郎」は、ちょっと難しくってごめんなさい。
そして「阿部一族」、重い。武士。殉死の話。でも大好きな乃木希典さんを感じさせるような…森さんとの友情もあったのかな♪
それにしても武士って…今から思うと、とても極端な思考回路ですよね…。それが美徳なのか…。
森さん読めるようになってきました♪次はついにアレにしようかな~♪