もうすぐ先生が来ます。と言われてまもなく、
Tさん元気~?と、先生が明るくやってきました。
病室で笑えないまま待っていた私と旦那はこの明るい先生をみて
ほっとしたな
先生についていくと、先生が何人か(忘れた)と、看護師さん、
で、説明が始まりました。
開頭してくださる先生が話してくれます。
この前の、血管造影検査、MRI、の画像を見ながら、
右内頚動脈の分岐点に狭いところで5ミリ、広いところで1,1センチ
の動脈瘤があって、根元が広く形がいびつ、視神経にかかってます。
破裂すると、くも膜下出血で3分の1の方がなくなり、3分の1の方が
後遺症が残り、3分の1の方が元気になるという統計がででる
ってやつですね。
そうならない為に、みつかった動脈瘤を手術で
治療しましょうということですね。
同じ説明を何回もしますけど
その先生も淡々と話す先生ですが、穏やかな感じでした。
やはり視神経にかかっているので失明する可能性があります。
術中破裂もないわけではありません。
。。。難しい話がしばらくあって、
今回、首の動脈を確保するための切開はやめて、
カテーテルを同時に入れて、風船で止血します。
カテーテルは主治医の先生が僕がやるからね
なので、首は切らずに済みます。
髪の毛も剃らずにそのままです。
なんか、違う意味で安心したな。
今回、一番よかったこと。
それは、手術室に新しい設備が入って、
開頭手術をしながら造影もできるという、
造影検査で号泣した私にはありがたい手術室なんです。
後日、改めて行う造影検査が同じ日に、麻酔がかかったまま
できるのです。
他にもたくさんの説明を聞きましたが、
動脈瘤には同じものがなく、1つとして同じ手術もないそうです。
今回、手術するにあたって、今現在健康な(動脈瘤あるけど…)
体にそんな大変な手術していいものなの?
という方も何人かいました。
できた場所によっては、治療もできないと聞きました。
私も‘‘難しい場所‘‘で、終わってみないと。。。どうなるか。。。
リスクはあるし、怖いし、治療しなくていいなら
とも思う。でも、1センチって。。。
一通り説明が終わって、先生方にもう一度お願いします。
託しました。