腰が痛くなった。
先週の木曜日からおかしいと感じ、昨日つまり日曜には左足の腿あたりが少ししびれることも。これはもしかしてと思い、仕事帰りに病院へと寄った。
結局、なんでもないただの腰痛だったのだが、格闘技の選手が試合の2日前などに同じような状況に陥ってしまったら、隠して出場するのだろうか……などと考えてしまった。
家に帰り、なにげなくYouTubeを見ると、安保瑠輝也選手が入院、手術することを自分のチャンネルで明かしていた。
2016年の東本央貴選手との試合で右拳を痛め、骨に異常をきたし、以来まともに右が打てない状態だったらしい。今回、K’FESTAが延期になったタイミングで、意を決し手術に踏み切ったということだった。
安保対東本はよく覚えている。瑠輝也選手が右ストレートでダウンを奪っておきながらモタモタして仕留めきらず判定。しょっぱいなと思った。
本当は右手の痛みを隠しながら、必死に戦っていたのかもしれない。
瑠輝也選手は近年サウスポーからの左ストレートが素晴らしくなっているが、それも右が使えないことによるいわば苦肉の策だったのだろうか。
正直、蹴りは素晴らしいが右のパンチはショボイと思っていたが、練習したくてもできなかったのだろうか。
なんともいえない気持ちになった。
プロフェッショナルの世界は厳しい。
瑠輝也選手の復帰戦に期待したい。 †