開演時間を少し過ぎてから
マイクを持った人がステージに出てきた
あれ司会居るんだっけ
と思ったら
まさかのピアニスト
「どうも~みなさま~」
って第一声で客席ボルテージ爆上がり
軽快な口調で新年挨拶してから
安定の客席イジリ
完売のわりに空席があると言っては
自身のパフォーマンスレベルを決める
そして遅れてきたお客さんは見逃さない
注目を浴びるように話しかける
第一部は出番これだけ
って言いながらも ソリストの外村理紗さんを
笑い取りつつ紹介して
使用しているヴァイオリンについても紹介してくれる
ストラディバリウスにもいろいろあるんだなぁ
プログラム
Rシュトラウス:交響詩「ドンファン」Op.20
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番から 抜粋
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」より序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
チャイコフスキー:玉響カンタービレ
清塚信也:つながる心
指揮者の出口さんって名前聞いても
ピンと来なかったんだけど
タクト振り始めて あ と思い出した
つい最近 題名のない音楽会で紹介されてた
左利きの指揮者だ
なんか見慣れないから不思議な感覚だけど
演奏者は違和感ないのだろうか
外村理紗さんは4年前のスタクラで聴いて
ちゃんとホールで聴いてみたいと思ってたヴァイオリニスト
留学してるから あまり機会がなくて
今回 楽しみだったソリストの一人
出だしの音からゾクゾクした~
ヨアヒムだからなのか彼女の腕なのか
イマイチわかりませんが
やっぱり彼女の奏でる音わりと好き
また機会があるといいな
休憩を挟んで グリンカ
出だしからめっちゃカッコいい
組長の指先から目が離せなかった
ステージにピアノ運び込まれるタイミングで
マイク持ったピアニストがステージ出てきました
「ブラボー!」叫びながら拍手を煽り
素晴らしい司会者ぶりを発揮
これから演奏する曲についての話を紹介してくれる
その後ろでオケのチューニングが始まるのだけど
話の邪魔をする組長がお茶目
きよりん すかさずツッコミに行きましたよ
「音違う」って
その後 ソリストが指揮者を呼び込むという
滅多に見られないシチュエーションで
「イェーイ」とかノリノリのきよりんでしたけど
ピアノ座った途端 スイッチが切り替わる凄さ
スタインウェイだからなのか きよりんだからなのか
個人的には明るい音な気がしました
なんか ラフ2って重厚感漂うイメージだったから
途中プログラムをガサガサ見る人にイラっとしたり
残念な音だしたホルンにとなったりしたけど
ティンパニの迫力も感じられたし
ピアノとヴィオラの音も素敵だったなぁ
@kanagawaphil
楽しかった