近江商人から学ぶ「売れる店」「売れない店」
「てんびんの詩」をご存じですか?
息子が父親に
鍋蓋(なべぶた)を売ることを命じられるのですが
何件訪問しても全く売れません。
途方にくれて河原にたたずんでいると
捨てられた鍋蓋(なべぶた)を見つけます。
(これも誰かが苦労して売ったのだ)
そう思うと涙ながら愛着が湧いてきて
それを一心に磨き始めます。
それを見た通りがかりの人が
「そんなに大切に扱っている商品なら
きっと良いものに違いない」
と初めて鍋蓋(なべぶた)が売れた、という話です。
この話、ご存知の方も多いかもしれません。
先日、東北で毎月30台売る店を訪問しました。
そのお店はフロントガラスに積もる雪を
1日に何度も取り払うそうです。
同じ通りの他店はプライスやPOPが
積雪で見えない状態のままです。
近江商人が見たらどう思うでしょうか?
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思わず来店者の足が止まるPOP
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広島県にある自動車展示場では
このようなプライスボードが
全台に取り付けられています。
このプライスボード、1枚作るのに
何と30分以上かかるそうです。
しかし、必ず見る人の足が止まる
プライスボードです。
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このボードを作り始めたきっかけ
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ある時、展示車を見ていたお客様から
「このクルマを磨いた子はどの子?」
と店舗に声をいただいたそうです。
そのお店では障がいを持つ社員様が
ワックスがけした車にはすべて
「このクルマはぼくがみがきました」
とダッシュボードにメモを置いていたそうです。
(お客様は隅々までご覧になっている)
それがきっかけでプライスやポップに
時間をかけるようになったそうです。
この話、なんだか
「てんびんの詩」
に似ていませんか?
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ツールの活用でお客様に魅力を伝える
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先の話のように
お客様が見ているのは
“販売条件”だけではありません。
商品に対するお店の姿勢を見て
クルマ選びをしています。
さて、あなたのお店はどうでしょうか?

