インディペンデントデイの導入 | 株式会社イプラ社長のブログ【タイツ社長のこちら販売促進課】

インディペンデントデイの導入

糸井重里さんが運営する株式会社ほぼ日には『インディペンデントデイ』なるものが存在するらしい。

 

糸井重里さん曰く

 

「漠然と集まって漠然と話し合っても、何も生まれてこない」

 
これはある意味では強く共感します。
 
生み出されるビジネスやアイデアは必ずしも多数決で決まるような簡単なものではないし、そんなに容易であれば企業生存率*はもっと楽観的な結果になるはずです。
*創業10年後の会社存続率4%
 
産声を上げたばかりのプロダクトについては話し合いから互いの「共有知」を刺激し、よりブラッシュアップすることは有効です。が、産み落とされる「種」をつくることは工業ではなく農業です。
 
ひらめきやアイデアと呼ばれるものはたった一人からの「妄想」であり、時間も忘れ「忘我」の境地で成し遂げたいという強さを持つものだけが発芽すると言えるかもしれません。
 
話を戻します。
 
そんな「インディペンデントデイ」制度を取り入れている株式会社ほぼ日にとても共感し、共感したら飛び込んでみて水温を自分の肌で感じてみたいと。
 
というわけで、イプラも今週からインディペンデントデイを設けました。週に一度だけ制作チームは外界とシャットダウンして「幽霊部員(社員?)」に変わります。
 
日常業務を止めて、未来のための事業投資やアイデア、日々やるべきリストに追われる日常から脱却して未来のための「スペース」を取るようにしました。
 
(インディペンデントデイにデザイナーが創った草案)
 
しかし、企業としては存続するために利益を上げる必要があります。また、インディペンデントデイを実行できるということは、仲間がそのスペースを確保するために日常業務を支えてくれています(インディペンデントデイ導入はデザイン制作チームのみ)。
 
だからこそできるだけ早く支えてくれている仲間に「貢献」できるような実績を生み出す必要があります。ここでいう「貢献」とは世の中に価値あるものを生み出し、業務を支え合う新たなメンバーを採用できる原資(=利益)をつくることです。
 
そのためには決して牧場的感覚ではなく、以下の3つを念頭に置いてスペースを作るようにルールを設けました。
 
・動機
・優先順位
・実行スピード
 
それはお客様のためか?自分たちのためか?優先順位は高いか?低いか?実行スピードは速いか?遅いか?
 
それをルールに基づきながら形にする。
 
そのなかから明日の「強い妄想」が生まれることを楽しみます。