知的ショートカットのジレンマ
バットとボールはセットで1ドル10セントします。
バットはボールよりも1ドル高い価格です。
さて、ボールの価格はいくらですか?
今年、新卒入社したスタッフへ問いかけた研修問題です。
答えは「5セント」。
ハーバードやMITなどの優秀な大学生でも50%以上の確率で「10セント」と答えてしまうそうです。
これは心理的傾向における「知的ショートカット」のジレンマです。
XとYの二次方程式で解けるのですが、答えが容易だと盲信して一種の「思考停止」に陥るのですね。
これは数学の世界だから明確な正解はある。
でも社会においては必ずしも正解があるわけではない。
より最適解を模索しながら判断しなければいけないし、しかもその時々によっても最適解は常に変化する。
だから表面的な事象だけを見て「知的ショートカット」に陥ってはいけないよ、ということを伝えることが主旨でした。
受け取る側ではなく価値を生み出す側にできるだけ早い時期に意識を向けて成長していって欲しい。
当社にとっても初めての新卒なのでお互いに勉強ですね。