Appleが自動車業界に与えた影響 | 株式会社イプラ社長のブログ【タイツ社長のこちら販売促進課】

Appleが自動車業界に与えた影響

すでに多くの反響がありますが、Apple創業者のスティーブジョブズ氏が亡くなりました。
アップルファンの一人としてはとても残念でなりません。
そこで、Apple社がモーター業界に与えた影響について注目してみました。


<メルセデス・ベンツジャパン>
iPhoneアプリより、小型車「スマート」の色や装備を選ぶと写真や価格が表示。GPS機能にて最寄りの販売店や試乗可能店へ誘導。「外車=高級車」という若者のハードルを引き下げる役割。


<マツダレンタカー>
iPhoneを使ってレンタカー予約・空車確認が可能。また最寄り店舗までのナビゲーション機能や見積機能も搭載。より借りやすく、気軽にがコンセプトに。

<カーシェアリング・ジャパン>
iPhoneを使って利用可能なカーシェア車種や日時の検索、予約が可能。また、予約した車の利用開始時と終了時にアプリを使ってドアの開閉操作が可能。


<ガリバーインターナショナル>
300台のiPadを導入し、購買者の自宅に訪問販売をする業務で利用。販売支援システム「ドルフィネット」の情報をiPadで受信し、画面上の写真やデータを見せながら顧客説明。

<日産自動車>
iPhoneから電気自動車「リーフ」の充電開始や乗車前にエアコン操作を行えるようにするアプリを提供。より快適なカーライフをスマートフォンを利用して可能に。

これらは国内モーター業界に限定して着目したものですから、全世界・全業界レベルで考えた時、与えた影響は計り知れません。


スティーブジョブズ氏は製品やサービスに対しての期待水準が高く、異常なまでのこだわりと要求を社内に求めたために「やりにくいCEO」としても有名でした。
しかしその一方で、熱狂的なAppleファンとニーズに応える「世界一企業価値の高い会社」になりました。
時価総額でいうと日本円で約18兆円。
ちなみにトヨタ自動車が9兆円、日本の国家予算が92兆円です。


市場において最も影響を与え、文明の発展に寄与した企業。


当社にも企業アイデンティティがあります。
それは最高のアイデアとサービスをもって、お客様に関わる付加価値を増大させる集合体(プラットフォーム)になること。

西海岸ITトップの喪失から、改めて企業アイデンティティを考えさせられます。