不毛な会話と気付きと美味しい料理
「いきなりですが試食どうですか」
先日、株式会社VUSIDOの片岡社長 よりお誘いがあり、虎石ダイニングで会食。
新しいコース料理の試食です。
懐石ベースでありながら若い方も楽しめるコース内容で、とても堪能させていただきました。
片岡社長とざっくばらんな話をしている中で、勉強になったことがあります。
それはコース料理を配膳するスタッフの方への指導。
「料理のお皿を置く時には気を入れて」
片岡社長が実際にやってみせて、気(心)を皿とともに置くやりとりがありました。
言葉で説明するのは難しいのですが、見た目だけで言えばお皿を置いた時にサッと手を引っ込めないこと。
若い人への指導の方法としては
「お皿を置いた時に2秒ほど手を止めてから離すように」
という指導もあると思います。
ただ、それは「気を入れる」ことにはなりません。
大切な「心を添える」ことにはなりません。
「皿を置くときに、ただ2秒間だけ手を止める」
といったテクニカルな指導にすぎません。
例えば、お客様に背中を向けレンジの方に向かって「ありがとうございます」と言葉を発するコンビニエンスストアの店員さん。それだけなら自動ドアの「いらっしゃいませ」音声テープでこと足ります。
例えば、常連の喫茶店で2回ほど顔を合わせただけで<禁煙席>を案内する女性スタッフと、もう5回ほど顔を合わせているのに「お煙草は吸われますか?」と来店のたびに聞いてくる男性スタッフ。
一体、その目的は何であるのか。
ただ漠然と仕事をするのではなく、目的を明確化して仕事に取り組む姿勢。
それを伝えることが企業の使命であり、取り組む姿勢のひとつだと改めて感じます。
「小田社長、モツァレラチーズの語原、知ってます?」
「ん~っ・・・?<持ちつ、持つぁれつ>ですか?」
そんな不毛な会話と、気付きと、美味しい料理を堪能させていただいた夜でした