悔しさと成長の関係
ええっと・・・。
お酒の飲めない私ですが、ウォッカとガラナと炭酸を混ぜた「スミノフ」というお酒を「大人向けわさビーフ」をつまみながら飲んでいます。
(どんな組み合わせだ・・・)
というのも。
当社初の女性外勤スタッフ
が、初めての出張で、初めての土地で、初めてのお客様とのお取引をするために先日出発しました。(リンカーンの演説ではありません)
一泊二日の出張で、一日目の報告。
「色々と訪問して回ったのですが・・・。お見積は頂けそうなんですが・・・
。明日、もう一度頑張りますっ!」
とちょっぴり落ち込んだ様子での電話報告。
慣れない初めての土地で、初めての新規訪問営業。
それもこれも勉強です。
もし2日目も成果が出なくても、温かく迎えよう。きっとこの経験をバネにしてくれればいい、と。
実は私も、前職はソフト会社のメーカー営業でした。
メーカーにもチャネル(系列会社に回る)営業とエリア(地域)営業がありますが、私は取引がほとんどないチャネル店を担当にあてられました。
私がまだ入社前の頃、前任者がその販売店とトラブルになり、それからどこの支店でも「出入り禁止」の状態でした。
エリア営業と違い、チャネルを割り当てられた担当はそのチャネル顧客の他にまわるところがありません。
それでも何とか個人との繋がりをつなげていって、そのチャネルに入り込もうとしました。
しかし実績はなかなか出ず、毎月毎月の営業報告には必ず胃が痛い思いをしていました。
あぁ、今月も自分が足を引っ張っている・・・と
。
年末、取引先挨拶用のカレンダーが会社から割り振られ、私も例外なく担当チャネルの本社がある横浜に向かいました。
何とか仲良くなった方にカレンダーを配って挨拶をしている時のこと。
「小田さん。○○社(その当時のライバル会社)の方が見られたら気分を悪くされるから、全部引き上げてください。」
とその本社のお偉いさんに言われてしまいました。
「いえ、会社で都合が悪いようでしたら、ご自宅用に使っていただいて結構ですので
」
と何とか引き下がるも、聞き入れてもらえず・・・。
既にお渡しした方からカレンダーを回収している時に
「(小田さん、帰りにこっそり渡してね)」
と気遣ってくれる言葉が余計に辛くて・・・。
そのフロア全員が可哀そうな視線で、机に置いたカレンダーを再び回収してまわる私を見ているような気がしました。
そして、カレンダーは横浜駅のゴミ箱に全て捨てました。
とてもじゃないけど会社に「1本も受け取ってもらえませんでした」なんて報告できなくて・・・。
(いま思えばなんちゅーことを・・・
)
横浜駅西口のルミネにあるトイレで悔しくて悔しくて泣いた記憶があります
。
「絶対にこのチャネルで逆転してやる!
」と。
確か23の頃です。
その時の私の上司である金子さんという方は、そういう適性を見て私を担当から外さずにいてくれたのかもしれません。
そのすぐ後に会社の戦略で横浜営業所を開設
。
当然、担当の私も東京本社から横浜へ異動。
中途採用の営業二人を付けてくれて4名でのスタート。
既にライバル会社は数年前に10数名で横浜に営業拠点を出していましたから、後発参入での戦いでした。
しかし、1年後にはライバル会社と並び、2年後に逆転した時は正直に言って評価も報酬も要りませんでした。
自分の中での達成感だけが唯一の喜びでした
。
だから、今回の女性スタッフの出張では成果が出なくても「悔しさ」をバネに伸びてくれればと思っています。
その時の上司のように、「育てる」チャンスを今度は自分が与える番だと。
ところが・・・。
「社長!何とか新規で6件ほど注文いただいてきましたっ
」
えっ?ホント?2日目に?すっごーっ!
私よりも営業センスあるかもしれないなぁ・・・。彼女。
というわけでひとり、嬉しいお酒を飲んでいるとこです・・・。
