職業意識トイウモノ | 株式会社イプラ社長のブログ【タイツ社長のこちら販売促進課】

職業意識トイウモノ

先日、以前勤めていた会社の先輩から注文をいただきました。
今は福岡に転勤されてご活躍されております。


その方は私が入社した時の営業の先輩で、当時はとても怖い人(見た目も軽いリーゼントで元ヤン風)でした。
かつて新卒配属の新人がその方の洗礼を受けて辞めてしまうこともあったようです。

私も例外ではなく、かなりの洗礼を受けました。
一度はその先輩とOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)同行予定の日に通常通り出社したら、先輩は私を置いて先に商談先に行ってしまっていたことがあります。

つまり

放ってかれた・・・(T▽T;)


そしてある時は、


「お前、もう俺に話しかけんな」(-_-メ


と一言・・・。
新人は先輩から見捨てられたらオワリです。
その後、何度話しかけても無視・・・。しつこく話しかけたら睨み返される始末です。叫び


当時は神奈川にある相模大野の社員寮に住んでおりましたので、帰りの電車で開発の同期仲間に相談したりもしました。
でも口を揃えていうのは


「気にしないでいいよ。俺もエレベーターで一緒になったとき、あの人に睨まれて感じ悪かったもん(`×´)」


「見た目も怖いし、印象良くないよね。(-з-)」


と慰めてくれました。


(そうだよな~)


と思いつつ、


(でも自分も何か原因があるのかも・・・?)


とも思いました。



以前の会社は9:30始業でしたが、私は社員寮から1時間30分かけて通勤、9:15には出社していました。しかしその先輩は埼玉から2時間近くかけて通勤、私よりも先に出社していました。
また新人は最初、仕事も無いため比較的早めに帰らせてもらっていました。

いつも社員寮の開発同期が営業部まで誘いに来てくれて一緒に帰っていましたが、その時も先輩は私よりも遅く残っていました。



翌日からその先輩よりも早く出社することにしました。夜も新人の私のできる仕事は全く無いのですが、社員寮の同期には「仕事が残っているから」とお誘いを断ってその辺りの掃除をしてみたりコピー雑務をしたりとその先輩よりも残るようにしました。
それでもシカトは続きます・・・。(・ε・)



しばらく経ったある日、


「お前、ちょっと付き合え」ヾ(▼ヘ▼;)


と呼び出されました。

確か、飯田橋の「養老の瀧」だったように思います。


緊張した私の前で美味しそうにビールを傾けながら先輩が一言。


「お前、根性あんな?」(^ε^)


その先輩の姿がみるみるボヤけてしまい、カッコ悪くてトイレに立ったのを覚えています(ノ_-。)。


その後、ますますその先輩のファンになりました。エレベーターで乗り合わせた同期の件も


「部署が違っても会社の先輩と乗り合わせたら普通会釈ぐらいするだろ?上司は何を教えてんだ?┐( ̄ヘ ̄)┌」


という理由からの「睨み」だったようです。



「職業意識」というものは通常、時間をかけて育成されていきます。
中には育成されないままの方もいます。
当時、大学を卒業したばかりの私は周りの同期と同様


「学生気分が抜けきらない社会人」(ノ´▽`)ノ ⌒(楽)


でした。

それを短期間で「職業意識」にスイッチしてくれたコワモテの先輩。
今ではとても感謝しています。


今の時代は選択の自由が多すぎて


「この仕事(勉強)が嫌だから変える」


「この上司(先生)が嫌だから変える」


「この会社(学校)が嫌だから変える」


という結論を出すことが簡単にできます。


でも数多くの「選択肢」の中から、最適な選択をする力は付いているのでしょうか?
数多くの「選択肢」を選択しない選択、つまり


そこに留まることで自分を変えていく「選択」


があることも気付いて欲しいと思います。