「人生は意味じゃないすべて願望だ。薔薇は薔薇になろうと望んでいる」
「人生には、死よりも苦しいことがある。それは生きつづけることだ」
「人生に必要なのは勇気と希望(想像力)とほんの少しのお金」
「石は石だからこそ美しい」
今日、父に奨められて「ライムライト」を観ました。
チャップリンの名作です。
私は初めてチャップリンの作品を見ました。
今、頭の中がずーんとしています。
映画をみて、こんな気持ちになるのは久しぶりです。
最近の映画は、映画館での2時間は笑いや涙でいっぱいになるけど、明日になるとその思いはだんだんと薄れていく・・・
でも、「ライムライト」は、きっと明日になっても何年経っても、ずっとこの今の気持ちや思いは残りつづける気がする・・・・
とても有名なセリフが「人生に必要なのは3つある。勇気と希望(想像力)とほんの少しのお金」
です。
その他にも、たくさんの心に突き刺さるセリフがちりばめられています。
色々な経験をして歳を重ねてきたチャップリンのセリフは、本当に頭の中に残るし、いろいろと考えてしまう。
今特に考えてしまうのは、
「人生は意味じゃないすべて願望だ。薔薇は薔薇になろうと望んでいる」
です。
生きることに希望を見出せなくなったバレリーナに、道化のチャップリンが言うセリフです。
意味を考えてしまう時がたまにあるけど、でも、人生は意味ではない。
人として、どういう人間でありたいか、どうありつづけたいのか、どう仕事をしてどう希望を見出したいのか。
すべて自分のなりたい像への願望で、そのひとつひとつが人生をつくっていくのかな・・・
「人生に必要なのは3つある。勇気と希望(想像力)とほんの少しのお金」
勇気と希望、そして、「ほんの少しのお金」がすごく考える。
昔書いた、神楽坂のバーのマスターが話していた「10円玉」の話とかぶる部分がある。
ほんの少しのお金=最低限の余裕を残すことが、人を憎まず、人に優しくできる部分なのかもしれないなー。
なんて、ちょっとまとまらないけど、すごく今かんがえちゃう・・・・・。