画面解像度の設定といえばxorg.confをいぢっていたような気がしたけど、最近では便利なコマンドが出来たようだ。
(もともとずっとあったのかもしれないけど、全く気づかなかった。。)
Linuxで画面解像度がおかしく検出される場合、手動で調整する方法がある。それがxrandrコマンドだ。
使い方を説明する。
まずはcvtコマンドを使って使いたい解像度を入力
$ cvt 1680 1050
Modeline ... と出力されるはず。この...の出力モードの情報が必要。
このあとの流れはxrandrを用いて
1.出力モードの登録
2.名前登録、関連付け(上記出力モードを関連付け)
3.アウトプットの設定(上記関連付けした項目の出力)
となる。
では実際にコマンドを叩く。
$ xrandr --newmode "1680x1050_60.00" 146.25 1680 1784 1960 2240 1050 1053 1059 1089 -hsync +vsync
名前をVGA1として登録する。名前は何でもよく覚えやすいのにしておく。
$ xrandr --addmode VGA1 1680x1050_60.00
あとは出力するだけ。
$ xrandr --output VGA1 --mode 1680x1050_60.00
以上。これでVGA1に出力される。
Tips.
2画面表示なども出来る。LVDS1というのがすでにあり、新しいVGA1を左にしたい場合
$ xrandr --output LVDS1 --auto --left-of VGA1
株式会社OctOpt
コンピューターサイエンス会社OctOptの技術公式ブログ
等々力 康弘
@rocky_house