皆様こんにちは。
日本の水際対策緩和のニュースもあり、日本はにぎわっているのでしょうか
台湾も10月13日から入国隔離規制も緩和になりますが、台湾はただいまオミクロン株BA.5が流行していますので、いらっしゃる方はどうぞご用心くださいね。
さて、ご存知の方も多いと思いますが、2022年9月に台湾東部でマグニチュード6.4の地震が発生し、日本でも橋の倒壊など報道されていましたね。
ですが実はですね…こんな被害があったのです。
(台視新聞網より)
なんと、納骨堂も大きく揺れて、およそ150柱の骨壷が割れて遺骨が散乱してしまったそうです。
本当にお気の毒だと思います。
なんとか、合同でも手厚く供養を行なっていただきたいと切に願います。
ともかくそれで…「遺骨」「混ざる」「散乱」…
あれ?、そういえばウチも…
と、ハタと思い出しました
あれは今を遡ること20数年前、母方の祖父が亡くなりまして、私も福島の田舎で葬儀と納骨に参列したことがあったのです。
母方の実家の姓を仮に「A野」としておきましょう。
お葬式が終わり、このA野家の墓に納骨に行ったときのことです。
読経を終えて、お墓の蓋を開けますと、当然ながらもういくつかの骨壷が並んでいるわけですね。
で、なんとその時に読経に来たお坊さんがこう言ったのです。
「このままじゃ、お骨が自然に帰らないから、骨壷を開けて全部お骨をここへあけましょう。」
…
若輩であった私でも「えいいの」と思いました。
で、結局その場で全ての骨壷を開けて、中のお骨を全部お墓の中にぶちまけて、もちろん祖父の遺骨もいっしょくたにぶちまけてお墓の蓋を閉じたのでした…。
バサーッです
ドサーッです
骨がぶつかり合う乾いた音も生々しく…20数年前のこの光景を今思い出してみるに…。
私の口から洩れる言葉はただひとつ…
「やっぱりそれ、違うだろう」
あれから20数年経ちました。
A野家には現在墓守りしている叔父夫婦がいて、子供は一男一女。
唯一の男子である息子(従兄弟)は現在アラフィフで未婚→「A野」の名を継ぐ子孫は影も形もなし。
長女(従姉妹)は他家に嫁ぎ、三人の子に恵まれましたが、末っ子が知的障害でその後夭折…。
…。
私は決して「お墓一つで一族の全てが決まる」と言うつもりはありません。
運勢を左右する要因はたくさんあると思います。
天地人の理論からして、ある人の現在の状況は本人の考えや生き方、自宅の風水、お墓の風水その他色々な要因の総合なわけです。
ですがともかく、お墓の風水は、遺骨となっている故人と血縁関係が近いほどその人への影響が強いです。
父方母方は関係ないので、嫁いだ私も従姉妹もA野家のお墓から受ける影響は等しいはずです。
そして理論上、血縁関係が遠いほど影響は薄まります。
私や従姉妹の子供はA野家のお墓の他に、父方のお墓もあるはずですし、或いはご先祖の個人墓もいくつもあるかもしれません。
なので、ウチの息子世代からすると父方の影響もあるので、母方であるA野家のお墓の影響は50%以下どころか、かなり低い割合かもしれません。
ただ、風水的に間違ったご先祖の埋葬はパーセンテージは不明ながら、運勢の下押し要因になることは間違いないです。
ということで、ややこしいのでお墓の風水の重要ポイントをまとめます。
①父方母方両方のお墓の影響がある。
②お墓の風水は埋葬の後に生まれる子孫への影響が特に大きい。
③日本の家相(墓相)と中華の風水は全くの別モノである(声を大にして言いたい)。
なお、ウチの舅の眠るお墓も、たくさんの区画の中から老師によい風水の場所を選んでもらいましたが、風水師はただお墓だけを見るわけではありません。
お墓の周辺環境の風水、敷地の中のどの位置にあるのか、どの向きなのか全てを、あらゆる角度から測定して鑑定します。