皆様こんにちは
あのね、先日妹一家が台北旅行に来ましてね、女子高生になったばかりの姪ちゃんが教えてくれたんですよ。
「タピる」
つまり、「日本で大流行のタピオカミルクティーを専門店まで行って飲む」ことなんだそうです。
それはちょっとハッピーなことなんですってね。
で、皆様ちょっとここでお耳貸してくれますか
近こう寄ってくださいよ、いいですか大きな声じゃ言えないですけどね…。
(画像は台湾ウィキぺディアからお借りしました)
あのね、台湾で何十年も前から売られているタピオカミルクティーの定番はですね、実はフレッシュミルク使ってないんですよ。
いや、思いっきりオープンに言ってますけどもね。
台湾の街でメニューのトップにあるタピオカミルクティー=「珍珠奶茶」を注文した場合、大抵出てくるのは粉ミルクか高温殺菌牛乳(常温保存可のロングライフミルク)で作られたものです。
もし、フレッシュミルクで作ったタピオカミルクティーが飲みたいならば、高価格メニューにある「フレッシュミルクティー鮮奶茶」のタピオカ入りを選ばなければなりません。
日本にも進出しているメジャー店「春水堂」と「貢茶ゴンチャ」の台湾メニューを見ても、確かにこの二種類が別価格で用意されていました。
実は台北で牛乳で作るタピオカミルクティーが広く販売されるようになったのって、ここ数年のことなんですね。
それまでは全部、粉ミルクかロングライフミルク使用で…。
私の記憶では確か10年ちょっと前ぐらいに、一部の店が高いけれども「フレッシュミルクティー&黒糖味タピオカ」を売って行列が出来たんです。それからかな…フレッシュミルクティーが巷に浸透してきたのは。
実のところ、新鮮な牛乳で作ったミルクティーはさっぱりしすぎで、あのスタンダードなタピオカミルクティーの味にはならないはず、だから味の濃い「黒糖味タピオカ」を組み合わせたのだと思われます。
なので、台湾のフレッシュミルクティーには黒糖味タピオカや小豆など、コクのあるものを合わせたメニューが多いのです。
そんなウンチクを語りつつ、満を持して姪ちゃんと一緒に買った「黒糖タピオカフレッシュミルクティー黒糖珍珠鮮奶茶」
後で味の感想を聞いたら…「激甘」だったとか…撃沈。
あんなに本場台湾でタピるの楽しみにしてたのに…ごめんなさい、ハズレの店でした。
超繁華街にあるチェーン店だったのにな~。
あのあの…甘さカスタマイズできる店とか他に色々あるけどどう
え?時間切れ…
姪ちゃん気の毒だったんで、おまけ写真、ナイスな雪花氷、これは美味しかったよね