皆様こんにちは(^∇^)

日本各地で記録的な冷え込みとなっているようですが、そちらはいかがでしょう?雪の結晶

台北も今週は雨模様でそこそこ寒いんですけど、ま、日本の比ではないので、小さな湯たんぽ一つで暖房もない部屋で寝ております。

さて、そんな一月も末ですが、ようやっと台湾も旧暦の年末になり新年を迎える準備態勢に入りましたかお

 

ほとんど毎年のように?申していますが、命理学でいうところの、つまり八字や断易や風水の判断に用いる新年の変わり目は立春ですひらめき電球

つまり、これを読んでいるあなたが気にしようがしまいが、信じようが信じまいがこの世の全ての人が立春(今年は2018年2月4日の午前05時30分ちょうど)から、新たな年の運気に正式に突入することになります。決して誕生日が区切りではありませんよ~。

 

で、この立春というのが、台湾など中華圏で採用されている旧暦の1月1日とはまたズレているのがややこしいところなんですが、なんでズレているのかの説明はおそらく皆さん興味がないと思いますので省略します。

 

さて、そんなこんなの旧暦の年末、今年もこれをゲットしました。

「農民暦」というのは、いわば旧暦カレンダーです。

こういう小冊子は、日本でいうならば信用金庫やナントカ組合で毎年配るカレンダーと同じように、台湾ではタダで簡単に手に入るものです。

これは、ある廟が配っていたもののようですが、義妹の会社にたくさんあるというので頼んで手に入れました。去年はマンションの管理人さんから別の発行元のものをもらったと記憶しています。

開くとこんな感じ…。ウインク

ぎっしり文字が並んでいますが、戊戌年甲寅月○○日、更に引越しの入居日によい日とか、結婚、婚約によい日とか、反対に○○してはいけないNG日なども載っています。

 

でね、命理学が運勢に能動的に働きかける技術として重要視しているものに「択日」というものがありまして、これは入居、埋葬、帝王切開出産などによい日取りを選ぶというものです。ベル

人の運勢は実際には天地人(先天的な出生日時による八字や暦、風水、本人の努力)の三つの総合によるものなので、この択日だけで運勢の全てが決まるわけではありませんが、運勢アップにかなり加点できる作用があります。

反対に、NG日時に入居、埋葬、帝王切開出産をしてしまうと、家運が大転覆してしまうことがまれにあるので注意が必要です。

 

実はですね、かように重要な択日ですが、これは単にこの農民暦を開いて「○○によい日」を選べばよいということではないんです。

択日はあくまで、この農民暦を情報元の一つとするに過ぎなくて、実際には当事者の生年や入居埋葬先の坐向(方位)などを総合して、「三合、六合、堆貴、進貴、堆長生、進長生、帝旺、堆祿、進祿、堆馬、進馬、相沖、三殺、回頭貢殺、三刑、六害」など様々なNGを避けて、よい日取りを探す作業になります。

 

これを間違えると、ヨソサマの家運を傾ける事態にもなるので、私は怖くてちょっと…。σ(^_^;)

 

ともかく、こういう一年ごとの農民暦は薄くてさっと開いて「今日は丁酉年癸丑月壬戌日ね」なんて確認するのに重宝なんで、毎年もらって手の届くところに置いてます。

この他に、160年分が1冊に収録されているこちら万年暦も普段は使っています。

ソフトやアプリで八字の命盤とか出してもたまに間違って出たりするので、やはり最終的には手作業で確認する必要があるんですね。

まず要鑑定者の出生時間を真太陽時(標準時間ではなく太陽運行による時間)に出生場所の経度から厳密に修正し、更に万年暦でチェックするわけです。

例えば今年の例ですと、同じ2月4日の生まれでも午前05時30分前であれば、丁酉年癸丑月生れですし、05時30分以降だと戊戌年甲寅月生れでぜんぜん違う八字、全然違う人生になりますから、面倒でもチマチマ確認しないとえらいことになってしまいます。

…しかし、アラフィフ老眼にこれはキツイ…笑い泣き

ま、よる歳波には抗えず、毎日の旧暦確認には文字の大きな農民暦冊子を愛用しておる次第です。おほほ~ヤッホー

では皆様、よい旧暦の新年をお迎えくださいませドキドキ

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