さて、前回から続く前世のお話し。(・ω・)/


前世があることは否定しないけれど、それを知ったところでどうなのかはてなマークについての考察を続けます。


日頃の鑑定では全く前世についてスルーしている老師ですが、たま~に、本当に100件に1件ぐらいの割合で、その人の前世が知ろうとしなくてもわかっちゃうことがあるそうです。


私の知り合いのA女史のケースですけど…。目

身内にも重い病人が続出していた為、彼女自身だけではなく、おば等も合わせて老師に鑑定を依頼しました。同じように健康問題を抱えている数人の八字をたて続けに鑑定していたところ、彼女らに共通する前世の状況がイメージとして老師の脳裏に流れ込んできたそうです。


A女史の一族は、前世において盗賊の一団馬だったようで、けっこう非道なこともしていたとのこと。それで、その盗賊団の中でも中心的人物だった人は、現世のおばであり、今、重い病に苦しんでいて入院中、一団の中でも下っ端の使い走りをしていたA女史のほうは病気であっても、それほどは重くない状況なんですって。

と、まあこういうわけで、A女史は自分の前世を知ることになったわけですが、知った後も健康状態は不安定なままです。(なんとか老師の風水対策でしのいでいる感じで、それがなかったら毎日会社へ行くのもおぼつかないほど汗

う~んってことは、やっぱり「前世を知るだけじゃ、人生はバラ色にならない」ってことになっちゃいますね…シラー

…そう言わざるを得ないです。


さてでは、八字(四柱推命)の世界では前世をどう捉えているのでしょうはてなマーク

実を言えば、八字は「前世」ではなく「先祖」という概念で、その人の生まれる前のことを捉えています。

それは、その人の生まれた年(年柱)に現れます。

(誤解しないでいただきたいのは、同じ年の生まれの人がみんな同じ先祖の状況であるわけではないってこと!同じ年の生まれでも、性別も生まれた月日時間が違うんですから、当然その状況も個々に違います。)



ですので、八字において、ある人の運勢がよい或いは悪いことに年柱が強く関与している場合には、「ご先祖の問題がある」とか逆に「ご先祖の庇護を受けている」ということが判断できます。

更にしつこく精査すれば、「何代前の父方の誰が一族の不幸の元凶とか、反対に徳を積んだ」ってぐらいは、追跡できます。


因みに私なんて、父が私生児として生まれていて、全く父方の先祖から見捨てられた生い立ちなので、私の八字の年柱も当然トラブっています。

ここまで読んで、「前世」と「先祖」じゃカテゴリーが違うじゃないか~?と思われる方もいるかもしれませんが、私は同じ「過去カテ」だと思いますね。

前世の自分が現世の自分の先祖かもしれないしっ。得意げ


まず、明確に申し上げたいことは、「先祖は良くも悪くも現在の自分に大きな影響を及ぼしている」ということです。

その例から漏れている人はいません。

現在その人が、親戚との付き合いを絶っていようが、実家の墓を放棄しようが関係ありません。


人は生まれた瞬間に必ず先祖からも影響を受けます。影響は先祖からだけではありませんが)そしてそれらにより決定された命ミンの元に生まれるのです。

で、なぜよくも悪くもそのようなご先祖をもつ身となったのかと言えば、やっぱり前世の自分の行いにより決まったものだと、私はそう思うのです。

でも、実際のことろ命理学が扱うのは「先祖」の問題までであって、それより奥の「前世」という概念は命理学の範疇を越えているため、これ以上はどうしようもありません。


命理学ができることは、「先祖」が本人に与えている影響の分析と、その対策。具体的には先祖の要因も含めて受け継いだ先天的な命ミンを分析し、更に風水(特にお墓の風水)などの技術により、先祖からの悪い影響があるならそれを止め、そして子孫によい影響を残すようにすることだけです。


従ってA女史の場合も、そういう前世であった為に、難アリの先祖を持ち、そしてそれにリンクした悪い風水の先祖の墓がある家に生まれ、そして生まれた瞬間にその先祖と風水(自宅及びお墓)の影響を受けて、健康に問題がある命ミンとして既にこの世に誕生しているわけです。


本当に世の中、面白いぐらいリンクしているものなのですよ。

例えば運が悪い時には、不思議と自分の陰陽五行のバランスをよけいに崩すような色を身につけていたりするし、悪い風水の家を選んでしまうものなのです。

よって、先祖→お墓の風水→今の人生の命ミンの三つが確実にリンクしているわけですから、この列の最前列に位置する「前世」ともリンクしているものと推定できます。

そういうわけなので、正直なところ今さらこの命ミンにより決定された体質(気質)を抜本的に変えることは難しいです。


ただ、八字の陰陽五行バランスの調整や、住宅とお墓の風水などで、悪化をある程度抑えることは命理学でできます。特に大事なことは、きちんとした風水環境を整え、NG風水を排除することで、これから生まれる子孫への悪い連鎖を止めるということです。


因みに、当然私には↑のような力はありませんが(;^_^A、命理学に精通している風水師であれば、そこまでは改善できるというお話しです。

そんなわけで、老師としては単に前世を知ったところで、本人の未来に特に大きなメリットがあるわけではないというスタンスでいます。

単に知るだけでは、状況は何一つ改善しないのですから。あせる


重要なのは、テクニカルな先祖の影響の把握とその対策実行というわけなのです。(特に精神疾患などは、先祖の問題に起因する例が非常に多いです)

前世」とは、なにやら綿菓子のように口当たりのよいお話しのようなイメージですが、結局のところ、それを追いかけたところで特につかみ所のない…つかんだところで「今」をよりよくする力となり得るかは、甚だ心もとないもの…のようですね。

※あまりロマンチックな話しではなかったですが、とりあえず↓をポチしてくださいませ。音譜


なお、お正月期間(1/1~1/5)はちょっとコメントにレスができませんので、お返事をお待たせしますけれどどうかご了承ください。皆様よいお年を(*^▽^*)ドキドキ