昨年の12月に発売された、トミックスの「SL銀河」のC58 239とキハ141系客車ですが、やっと整備する気になったのでやっていきます。
C58のほうは説明書通りにパーツを取り付けて整備完了しましたが、客車のほうはひと手間加えることにします。
ほぼ未開封
もう鮮度もないのでレビュー的なものは省略です。
買ったまま手付かずの状態
で、こうなりました。
整備完了
完成度が高い製品なので本来やることは少ないですが、今回はコチラのインレタを使用してグレードアップしました。
SL銀河装飾金属インレタ
世田谷車両製の金属インレタです。
金属と聞いただけでなかなか難易度が高そうな気がしますが、見た目がかなり良くなりそうなので頑張りました。
結果がコチラです。
after
存在感抜群
ちなみに先頭車(?)にある『SL銀河』のロゴですが、実車は単なる切り抜き文字ではなくプレート状になっています。
プレート状のロゴマーク
景色が反射しているので分かりづらいですが、文字の色は銀色です。
文字は他の装飾と異なり銀色です
今回のインレタには、ご丁寧にプレートを再現するための要素が入っています。
実車を忠実に再現するには、プレートを車体色に塗装したあと、銀色に塗装した文字を貼り付ける必要があります。
さすがにそこまでやるのは難易度が高過ぎるので諦めます(^_^;)
文字をそのまま貼るだけでも雰囲気は十分です。どうやらC58の給水温め器の飾り帯を再現できるオマケだそうです。
難易度高過ギィ!で、肝心の使用感ですが、しっかり位置を決めて落ち着いて貼れば、そこまで難しくありませんでした。
意外と粘着性は強く、一度貼り付けるとそう簡単にはズレることはなさそうです。
ただ、大きな星座の部分もひと繋がりなので、ズラさずに貼り付けるのには神経を使いました。
多少なら指で押して修正が可能ですが、一度貼り付いてしまうと傷付けずに剥がすのは困難なので、貼り付けは一発勝負になります。
近くで見るとズレが見えます(泣)
いやしかし、インレタの精度の高さはすごいです。
位置がピッタリ決まれば、元の印刷を完全になぞった状態で貼り付けられます。
SL銀河を買ったならば、是非とも試してみるべきです。
話は変わりますが、今回は中間車側のTN化も実施しました。
なぜか製品にはTNカプラーの案内がありませんでした。
しかし、中間側にもJC6384が使えるとのことで試したところ、普通に使えました。
JC6384使用
連結間隔も問題なさそうです。
大丈夫そうです
トミックスのキハ141・143形はボディマウントのTNカプラーの取り付け位置が一般的なものとは異なっており、汎用のTNカプラーは使用できません。
以前発売された室蘭本線タイプはJC6366を使用しましたが、あれは床下色に合わせて黒色でした。
たまによくある汎用品使えないトラップ
JC6384は名鉄キハ8200用に設定されたもののようで、JC6366のグレー色バージョンです。
現在はメーカー在庫切れですが、来月あたりに再生産されるようです。
明らかにSL銀河向けの再生産で、メーカーもキハ141形に使用できることを仄めかしています。最初からオプショナルパーツリストに書かれなかったのは謎です。
なぜうちにストックがあったかというと、たぶん何かと間違えて大量に注文していたからです(^_^;)
さて、竣工後にはさっそくレイアウトデビューしました。
周りの景色をギラギラ反射させて走っていました。
“種車”との共演(某所レンタルレイアウトにて)
実車は引退して久しいですが、模型の世界だけでも末永く走ってもらいたいものです。
では、今日はこの辺で…。