金属パーツには長らく手を出していなかった1910番ですが、この度初挑戦することにしました(といってもインレタですが…)。
挑戦するのは、トレジャータウンの「半自動扉・乗務員扉取っ手」です。
【金属インレタ】とあるように、転写要素が金属素材となっています。
よく行く秋葉原のGMショップでオススメされていたので今回買ってみることに。
そして、犠牲になった使用する車両はコチラ。
限定品のさよならセットの発売も決定して、模型界ではまだまだ熱い高崎の115系です。
そして、こんな感じになりました。
半自動取っ手と同時に、乗務員室扉下部の取っ手も設置。
ついでにトイレ窓も白く塗ってみました。
TNカプラー化とトイレタンクの設置は、在庫切れにより見送りです。
今回そのほかにも、同じくトレジャータウンの「115系高崎標記(白)」、「ドア注意・優先席(首都圏C)」、「優先席表示1(改)」、「車椅子・ベビーカー表示1【一般的な青色】」、そしてサザンライツの「靴ズリインレタ」を使用してフルレタリングを敢行。
すべてGMショップの受け売りです…。
正直、店頭で紹介されるまで名前も知らないメーカーでした。
靴ズリインレタ
運転台には、列番表示器を設置。
富士川車輌工業製のステッカーを使用します。
窓ガラスに直接貼り付けてはダサいので、内部のライトユニット側に何とかして貼り付けて、運転室内に設置された状態を再現。
自己満足です。
上の写真にも写っていますが、列車無線アンテナはKATOの115系長野色用のものをゴム系接着剤でベタ付け。
製品に付属のパーツは4本足のものですが、プロトタイプの115系はこちらのタイプです。
下手に孔を開けるのも嫌なので、ゴム系接着剤万能説を適用です。
ちなみに実車はこんな感じです。
今さらですが、信号炎菅を付けていませんでしたね…。
あとはクモハにジャンパ線があれば完璧なんですが、今の1910番のレベルではハードルが高杉くんなので、今回は見送りました。
GMショップでジャンパ線のバルクパーツも仕入れて来たんですが…。
さて、本題の初めての金属インレタですが、使い方は普通のインレタと同じです。
しかし、いざ転写しようとすると、糊が少ないのかなかなか転写されなかったり、逆に置いただけで予期せぬ場所に転写されてしまったりと、悪戦苦闘…。
一度貼り付くと、剥がすのにも一苦労…。
金属なので厚みがあり、転写しているうちに定位置からズレてしまっていることも多々ありました…。
ただ、転写した後もある程度は位置の修正ができるので、少しズレたら爪楊枝の先で納得いくまで修正できます。
あまり誤転写すると、最悪ボディのほうに傷が付きそうなので、不安な場合は不要なボディ等で練習するといいかもしれません。
あとは、地味な作業なので、ひたすらコツコツ地道にやるだけです。
また、製品の注意書にもありますが、金属ゆえ細かく鋭利な部分があるので、工作中に思わぬケガをしないように注意したいです。
実際、転写後にボディに触れたら指に引っ掛かってしまいました。
幸いケガはしませんでした。
普通のインレタと違い、何かの拍子に剥がれ落ちたり、別の場所に貼り付いたり引っ掛けてしまう可能性もあり、もはやインレタと言うよりパーツと言っても過言ではないと思います。
本来はクリアーで表面保護すべきなんでしょうが、面倒なのでやりません。
いろいろと勉強になったところで、1910番もまた一つ、プロモデラー(笑)として成長しました。
では、今日はこの辺で…。