突然ですが、なんの変哲もない19D形コンテナかと思いきや…。
19D-23541
反対側から見るとなにか足りない…エコレールマークが貼ってありません!
これは、とある日の土浦駅です。
3番線ホームより
土浦はホームのすぐ横がコンテナホームとなっていて、規模は小さいですがコンテナの観察にはもってこいです。
たまに珍しいコンテナが置いてあるときもあります。
仕事が早く終わって用事もない日は、土浦で途中下車してコンテナを観察するのが1910番的セオリー、いや、モットーです。
決して下り電車の本数が少ないからコンテナを見て時間を潰しているワケではありません。
そこにはエコレールマークのない19Dが…。
19D-13704(中央上)
19D-11701(中央上)
この日は2個も見つけました。
もちろん、反対側から見るとまた違った結果になるかもしれません。
続いて別の日です。
このときは貨物列車が荷役中でした。
ロゴが今にも剥がれそうなJOTも気になりますが、その左側に…。
19D-17847
また別の日の土浦にて。
こちらはちょっと用事があって立ち寄った大宮にて。
19D-12364
同じようなコンテナの写真ばかり…。
まぁ、四つ葉のクローバーを探しているような感じですかね。
クローバー(シロツメクサ)と同じく、実は運がいいわけでもなく、よく探すと結構あるものなのです。
また、コンテナの番号にも注目してください。
変な番号のコンテナがいるかもしれませんよ。
V19C-80001
番号が二桁の若番19G-67
ところで、エコレールマークとは別に貼られているキャッチコピーですが、複数種類ありますね。
掠れて読めなくなってしまっているものも少なくないですが、多く見られるのは「環境にやさしい鉄道コンテナ」です。
他にも「環境にやさしい鉄道貨物輸送」というのがあります。
比較的若い番号のコンテナに見られるものです。
「環境にやさしい鉄道貨物輸送」
そして19Gの一部だけに見られる「環境にやさしい鉄道輸送」という短いもの。
他の形式のコンテナでは見たことがありません。
他にも、今はもうほとんど見かけなくなった19Fでは「地球環境にやさしい鉄道貨物輸送」という長いものもありますが、写真がありません…。
このように、よく見かけるコンテナでも、よく観察すると色々と発見があって楽しいものです。
しかし、珍しいコンテナに限らず、コンテナの世代交代は激しいです。
何年か前まではどこでも見られた18Dなど水色のコンテナも、あっという間に消えてしまいました。
最近は19Dそのものが新しい19Dに置き換えられてますから、大きく“JRF”と書かれたコンテナが揃う姿も、もう直ぐ見納めになってしまうかもしれません。
最後に話を戻しますが、コアな先輩のご友人に、“その筋”で働いている方がいるそうです。
その人によると。。
・エコレールマークは手作業で目測で貼る
・貼るのが下手だと剥がれやすい
・剥がれていても見なかったことにする
…だそうです。
そんな話を聞くと、模型でインレタやデカールがずれたり破れたりして一喜一憂してるのが小さく思えてしまいますね…。
では、今日はこの辺で…。
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