勝田の415系1500番台を徹底的に見る④ | 1910番のどーでもいいブログ

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あまり期待しないでくたさい。


お久しぶりです。

仕事の方が色々とありまして、2週間以上期間が空いてしまいましたが、懲りずにやっていきます。

「勝田の415系1500番台を徹底的に見る」第④回目でございます。

今回は、前回に引き続き車体のさらに細かい部分を見ていきたいと思います。

第①回目第②回目第③回目も合わせてご覧ください。

なおこの記事では、415系1500番台と一緒に活躍していた401・403・415系0~700番台については、『白電』で統一します。

また、写真は特記が無い限り、全て今年(2015年内)に撮影したものです。


ではでは…。


まず、前面を見ると、フロントガラスの上部分(俗にいう幕板部分)が通常は黒色ですが、一部の車両は灰色になっています。



第4グループ クハ411-1627 通常の黒色


第1グループ クハ411-1606 異色の灰色


211系などでも同じ現象が見られますよね。

勝田の415系1500番台では、K427編成(クハ411-1504・1604) と、K429編成(クハ411-1506・1606)の2編成が該当します(K427編成は既廃車)。

ちなみに、製造メーカーはK427編成が東急、K429編成が日立なので、製造メーカーとの関係はありません。

どちらも第1グループで、財政難の国鉄時代に製造されているので、製造費をケチったとか、手抜きとか言われていますが、その辺はわかりません…。

“日焼けで色が落ちた”という説が有力のようですが、第1グループでは他に色が落ちている編成が無いことから、その説も微妙です…。
実際に単純に手抜きなのかも…。


さて、本題はこの部分にあるJRマークの貼り付け方です。

国鉄時代に製造された第1グループは、民営化後にJRマークを貼り付けたため、ガラスの外側から貼り付けています。



第1グループ クハ411-1608 JRマーク


光の反射で、ガラスの外側に貼り付けられているのがわかるでしょうか?



JRマークが窓ガラスの外側に貼られている


続いてJR化後に登場した第3グループ以降の車両は、あらかじめガラスの内側にJRマークが貼られています。



第4グループ クハ411-1529 JRマーク


こちらも光の反射で、ガラスの内側から貼られているのがわかるでしょうか…。



JRマークが窓ガラスの内側から貼られている


このあたりの違いを鉄道模型で応用できたらマニアックで面白いですね。


続いて、これはご存じの方も多いかもしれませんが、ライトケースの形状です。

国鉄時代に製造された第1グループでは、ヘッドライトとテールライトのケースの大きさは同じです。



第1グループ クハ411-1606 ライトケース
ヘッドライトとテールライトのスペースが同じ大きさ



しかし、JR化後に製造された第3グループ以降では、テールライトのケースの幅が、ヘッドライトの方よりも少し狭くなっています。



第4グループ クハ411-1628 ライトケース
テールライトのスペースがヘッドライトより狭い


この部分も、211系などにも同じく当てはまるところです。

これで、ライトやJRマークの貼り方を見るだけで、今から乗る電車が国鉄生まれか民営化後に生まれたか、瞬時に判断できます。
だから何?」ってツッコミは無しで!!


今回は少ないですが以上になります。


次回は、床下機器や台車を見ていきたいと思います。

たぶん次回が最終回です。


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