7月29日(月)
パリオリンピックが始まっていますね。
時差により深夜のLIVE放送はなかなか見ることができません。
かといってハイライトもじっくり見れず
話題の開会式をじっくり見てみたいものですが。
あのトロカデロ広場があんな風に開会式の会場になったなんて。
2月の時は向こうの方で工事してるなーなんて見てたけど。
セーヌ川をメタルホースが駆け抜けるなんて、素敵でした。
(あとセリーヌ・ディオンは見た。)
実は先月、主人の叔母のJnちゃんが脳梗塞で入院しました。
病名はアテローム血栓性脳梗塞。
左脳の一部が損傷し、言語障害や認識困難、視力低下など様々な障害が起こり後遺症も心配されます。
一人暮らしのJnちゃん。
今年で80歳になったのですが、
「もう長生きした、いつシんでもいい。」
と言うのが口癖で、通院も止め薬も飲まなくなりました。
自炊も嫌になり、朝は喫茶店でモーニング、昼も外食、夜はなるべく食べない、といった一日二食の生活をしていました。
6月のある日、喫茶店の駐車場で様子がおかしい、と主人の兄から連絡がありました。
(みんな近くに住んでいるので、Jnちゃんの行く喫茶店に同席することがある。)
車をぶつけた跡があり、右のサイドミラーが折れてぶら下がっていました。
もう車は乗れないし、運転しちゃだめだね。
今後のことを考えて介護保険サービスを利用しようと思い、申請に時間がかかるので早めに近くの医院を受診。
(手続きの為、かかりつけ医が必要)
しかし軽い糖尿病だったのですが、この時、測定不能なほど血糖値が高く。
そのせいで視力障害やろれつが回らない、認知症が急激に進んだ?といった症状が出ているのかと思いました。
次の日も医院に通うと、どうやら症状がおかしい、すぐに救急にかかってMRIを撮ってもらってと市民病院へ紹介状を書いてもらい受診、そしてその日から入院、といった経緯がありました。
この時はろれつが回らないどころではありませんでした。
しゃべりたくても言葉が出てこない。
「あ、あ、あ、あ・・・。ひ、ひ、ひ、ひ・・・。うーん・・・。」
24時間点滴をしながらICUで二日くらい過ごしましたが、回復してきたので一般病棟へ移り約一ヶ月で退院となりました。
本当ならば一人暮らしなのでリハビリ病院などへの転院を勧められましたが、私が食事と薬の管理や身の回りのことをするということで、自宅療養になりました。
とてもお世話になった方なので、お世話したいと思いました。
病院では寝て、3食食べて、リハビリをやって、といった生活。
言い方は悪いけど、そうやって最期を待つ、みたいな。
もう年だからこの先、入院しながらリハビリを続けて健康でピンピンになって家に帰る、なんて期待できない。
今は一人で歩けて、トイレもできる、着替えもできる、話もできる。
どうせ寝ているなら自分の家で寝ている方がいいのでは。
親しい人たちにも自宅ならいつでも会えるし。
と、主人と話し合い自宅療養にすることを決めました。
Jnちゃんは、世話をかけるから家に帰るなんて・・・と言いました。
タイミングを逃すと家に帰れなくなる。
私は実母の時にそう思い、Jnちゃんも今しかないと思いました。
実母は「家に帰りたい。」とずっと言いながら帰らぬ人となりました。
実母とJnちゃんとは考え方が違いますが、それでもやっぱり自分の家に少しでも長く居たいのでは。
そして今、退院して一週間が過ぎようとしています。
糖尿病食を気にしながら食事を毎日一緒に食べています。
毎朝ではないけど、喫茶店のモーニングにも行っています。
そのせいか、私や主人まで体重が減ってきました。
暑さのせいかもしれませんが、体脂肪率も下がっています
見た目は健康そうな今まで通りのJnちゃんですが、後遺症もあって認知症のような症状もあります。
あんまり長くは座っていられないみたいだし。
(疲れてしまう。)
なのでどこまでお世話ができるかわからないけど、できる限り寄り添っていきたいです。