第7回全日本大学女子選抜駅伝は12月23日(水=祝)に茨城県つくば市でおこなわれ、佛教大学が1時間37分35秒の大会新記録で初優勝をとげました。


 同大会は10月の全日本大学女子駅伝とならぶ大学女子の駅伝大会で、つくば市のつくば中央公園から筑波大陸上競技場までの6区間30.67㎞のコースに8地区の学連選抜をふくむ20チームが参加しました。


 レースは7連覇をねらう立命館大学と佛教大学のマッチレースとなりました。前半は両チームのはげしいトップ争いとなり、2区で立命は山本菜美子の区間記録の快走でひとたびトップをうばいますが、佛教は3区の吉本ひかりが逆転、4区の石橋麻衣、5区の竹地志帆がともに区間新記録をマークする快走、立命館に1分という大差をつけて圧勝しました。


 立命館大は最終区で小島一恵が区間タイの走りで佛教を追いましたが、時すでに遅しというありさまでした。佛教大は10月の全日本につづいて王者・立命館大をやぶり、大学2冠を獲得しました。


 それにしても……。どういうわけか? 本大会は毎年、テレビ東京系列でライブ中継されますが、今回は27日(日)にビデオ放映されるというのです。スポーツ番組はライブ中継か否かで、まるで値打ちがちがってしまいます。


 あらためて27日の番組表をみると、駅伝の時間帯に重要な番組があったわけでもない。どうしてライブ中継にならなかったのか? よくわかりません。もしかしたら、スポンサーがつかなかったのかもしれません。いずれにしても駅伝人気というものが凋落傾向にある証というものでしょう。


 よって本大会の「駅伝時評」は27日の中継をすべて観てから書き起こすことにします