駅伝シーズンは実にあわただしくすぎてゆきます。先の日曜日に「第27回全日本大学女子駅伝」がありましたが、次の日曜日(11月1日)は男子の「第41回全日本大学駅伝」です。時評を書いたばかりなのに、もう次がせまっているのです。


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 今年で41回をかぞえる全日本大学駅伝は愛知・熱田神宮前をスタートして、三重・伊勢神宮前をゴールとする8区間106.8キロでおこなわれます。前回6位までのシード6校、と8地区の予選を突破した19校に、東海学連選抜(オープン)を合わせた26チームが駅伝大学日本一を争うというわけです。


 出雲より区間数も多く、距離も長い。だから各チームのほんとうの実力が問われることになります。区間エントリーは大会前日の31日にあきらかになりますが、優勝を狙うチームは、1、2,4,8区に主力を投入してくるでしょう。エントリーの注目は、そこのところになります。


 優勝争いは17日におこなわれた箱根駅伝の予選会をトップで通過し、今大会4連覇をめざす駒大、今年の箱根の覇者・東洋大、さらには前回大会2位で総合力では東洋大に勝とも劣らない早大あたりになりそうです。大砲ギタウ・ダニエルで出雲駅伝を制した日大も候補の一角になりますが、山梨学院大もふくめて、出雲上位の2チームは、やや苦しいかな……というのが、ぼくのみるところです。


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