先月の台風の得卦だが、カイの九二は本来非常に危険な天変地異の得卦である


破壊力としては、剥六四、大畜九三、ム妄上九、山水蒙上九等などに相当する


だが、今回特に強い警告を発しなかったのは、年運が水風井六四、年運の天変地異が火地晋六三であるからだ


これら年運という大視点で大枠は決まっているのだから、そのスケールの中でのカイの九二であって、さほどのことはないのである


これがもし年運も悪ければ、恐らく各地で堤防が決壊し、人命被害甚大ということになる


各地の映像を見たが、橋スレスレ堤防スレスレの水位が多かったが、決壊はほとんどなかったはずである


それが年運の縛りの下でのカイの九二ということだ


この縛りがなければ、各地で堤防が決壊していたと推測される


物事はまず大きく捉えておくことの重要性である


火地晋六三と水風井六四で、現在のところ、五月の猛暑小雨と梅雨明け後の猛暑が、今年の天変地異の正体である


よって、今年は今後の台風も大きな人命被害という観点からは、全然恐れる必要はないし、地震も同様である


敢えて言うなら、火山旅を伏すから、山の上の火の象であり、高温続きによる山火事や噴火があるが、【競艇や株などの勝負占ならともかく、天変地異占における伏卦は、影響度は基本的に薄い】と考えて良い(※影響度は薄いと言う表現は不適切か。個別具体的な事例で説明しないと本意をなかなか伝えにくい)


常識で考えれば分かるだろうが、勝負事はやはり一捻りある卦を与えられがち(というより高度で緻密精密な読み方ができねばそもそも読み取れない)でもあるが、天変地異占というのは素直な卦が現れやすいのであり、予想できて当然或いは不思議はない分野である