地震予知の的中とは果して何か?



予知の的中と言っても内容に相違が大きいし、本当の予知と呼べるか吟味が必要である


地震予知の三要素とはあくまで【時期・場所・規模】であり、このうち一要素だけなら、それを言い当てたところで、予知の的中と言えるかどうかである


月ごとに地震の危険日を発表し、例えば、年間で一月平均四日間を危険日だと紹介したとすると、当たる確率は10分の1を上回るのである


これでそもそも災害列島たる日本にその年、中~大地震が起き、大震災を予言したと言ってみてもはじまらないし、子供騙しの芸当である


あくまでも地震の起きる【時期のみ】の予想をひたすら連発しているに過ぎず、大地震という規模を本来予測しているわけではないのに、さっそく大地震予言者に早変わりするし、場所に言及していないにもかかわらず、九州で起きれば九州大震災の予言者、四国で起きれば四国大震災の予言者に早変わりできる、実にお粗末だが、いたって便利な予想である


しかし、時期に場所が加わりでもすれば、そこでようやく予知の真実味があると言えるかもしれないが、例えば、日本の地域を北海道、本州、四国、九州(沖縄含)の四箇所とするなら、上の場合では約10分の1に4分の1を掛けた程度の確率にしかならないわけである


こういう子供騙しの手口に騙されるのも、詰まるところ、合理的で緻密な思考力がないためである