靈魂の成熟の一つの目安は、この世が公平であることを理解できているかどうかである
不公平と思うのは、良い所だけ、悪い所だけ、或いはその時点だけを「一点凝視」し、多角的長期的に觀る英智に欠けるからである
この世は一分一秒、隅から隅まで、神の目が行き届いている
国家も同様、因果の厳律が作用する
但し、悪いことが起きてもそれは厳密には天罰ではなく、人間は頑迷(業が深い)なので、残念ながら、同じような目に合わないと物事が理解できぬ(魂が成長できぬ)からである
時に生死よりも魂の成長を神は重視される
米国は他国民を非常に多く殺してきた国家である
因果の厳律から言えば、その報いが返っていないと思う人もいるだろう
しかし、力に差がありすぎて、米国に戦争をしかける国などない
ところが、よく見ると米国は銃器犯罪で毎年多くの人が亡くなっている
これは悪因縁を清算している姿の一つなのである
また、例えば東京でも、戦後のどさくさであくどく財を築いた家には、金では決して解決できぬ困り事が起きるものである
悪因縁はあの手この手で清算させられる
よって、何事も正義感に酔いしれて、憎悪をもって他人を非難糾弾する人間も、「起きていることが答えである」という、神道的な謹み畏みの心のない非日本人である
貧者=善、富者=悪、大衆=善、権力者国家=悪という善悪二元論的な左翼イデオロギーの持ち主などは、良い大学を出ていても妄想家で、靈魂は未熟であるし、保守であっても同次元の短絡思考の者が目立つ今日この頃である