兌為澤初九

 重卦の本質としては勢力分断対立し、話がまとまらず参加することにはならぬのが大原則だが、兌初九の場合は、爻辞の雰囲気から察せられるように、物事和解し円満成立の可能性がある

その場合、三分の一(抽象的な意味合いでも)という大幅な内容の変形を加えた上での参加となる可能性が強いが、そこまで変形させるのは可能だろうか

ところで、初爻は物事が海のものとも山のものとも分からぬ位置で、例えばパッと思いつきで何かをやろうと、何の準備も経験も力量もなく、軽々しい気持ちで何かを占う時にもよく現れる

(今頃)初爻でもたもたしているとか、初爻止まりでそもそも物にならぬとか、どっちに転ぶかしれぬとか、下積み、下っ端止まりで出世しないとか

兌において初爻良爻なるも、公のことに初爻というのはどうかという考え方もある

そういう側面を重視すると、この兌の重卦は毀折毀損の意の強調とも言える

たが、兌初九の爻辞の雰囲気は侮れぬ

分断対立しながらも修正成立の複雑味という読み筋もあるやもしれぬ

※以上より、参加実現可能性最大40%

但し、その場合、現行案大幅修正の可能性強し

また、おそらく妥協なく議論長引く場合であろうが、伏卦澤水困に変ずれば(内卦兌から坎、即ち反対派態度硬化)一切実現可能性なし


※以下22日補足

国会議決という多数の同調者を必要とする物事に正応関係のない重卦は不向きという切り口は重要

即ち、毀損(不参加)の意強し

たが、やはり爻辞は侮れないのでくれぐれも注意を促す