SteelSeries AEROX 3 WIRELESS & RIVAL 3 徹底レビュー | DIGEQUIPMENT -JR御茶ノ水駅から徒歩2分!クロサワ楽器お茶の水駅前店スタッフブログ-

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Dig into Equipment
筆者の主観と偏見で、機材を掘り下げご紹介します

こんにちは~コアなゲーマー向けデバイスを担当(?)しているNKPともうします宇宙人
今回は当店でも人気のSteelSeries製マウスを2機種、徹底レビューしていきます!



 

つまみ持ち向けの軽量ワイヤレスマウス

「SteelSeries AEROX 3 WIRELESS」目

SteelSeries AEROX WIRELESSシリーズは「AEROX 3」「AEROX 5」「AEROX 9」の3機種展開されていますが、
そのなかでも最もシンプルでボタンの少ない「AEROX 3」はFPS向けのマウスとなっております。
特徴的なのは穴あきボディによる軽量さと、特徴的なその形状!
某R社のVなんちゃらminiにも少し似ていて、全体的に平たく、全長も短め。
最近の流行りである小さめで軽いマウスというニーズを満たす製品となっております。


※マウスパッドはGamesense Rader 4mm Lサイズです。


高さのピークはマウスの重心、ちょうどセンサーの位置あたりにあり、
その点が前回紹介した「Ninjutso Sora」と大きく違っている部分になります。

参考URL「eloshapes」
https://www.eloshapes.com/index.html?mouse=Steelseries%20Aerox%203%20Wireless&mouse=Ninjutso%20Sora

全体的に平たくできていて、かつピークが中心近くにあるこの形状は、つまみ持ちや、「つまみ持ちよりのつかみ持ち」に適した形状となっております。

 

 


「Ninjutso Sora」レビューでもご紹介したとおり、つかみ持ちには2種類あります。
「Sora」が手のひらの下部でホールドする「かぶせ持ちよりのつかみ持ち」に適したマウスだとしたら、
平たいながらも中心近くにピークがある「AEROX 3」は指のつけ根あたり(写真の青線で囲まれたあたり)を接触させてホールドする「つまみ持ちよりのつかみ持ち」に最適な形状だといえるでしょう。

 



「つまみ持ち」や、「つまみ持ちよりのつかみ持ち」の利点は、指先のコントロールを活かした、繊細なエイミングにあります。
精密なエイミングを必要とする、最近流行りのValorantや、逆に複雑な動きをする敵に対して正確にトラッキングする必要のあるApexやOverwatchにも、おすすめのマウスだと言えるでしょう。

「RIVAL 3」

最も手軽で本格的なゲーミングマウス目

 



そしてなんと、「AEROX 3」でご説明したこれらの特徴は、「RIVAL 3」にも当てはまります。
というのも、このふたつはまったく同じ形状のマウスだからです。

そう考えると「RIVAL 3」はお得に思えてきませんか?
AEROX 3 WIRELESSは当店掲載価格で11880円、RIVAL 3は5280円です。
もちろんAEROX 3 WIRELESSはなによりワイヤレスマウスであること、そして軽量(公称68g)であることが特長となっておりますが、

有線でもかまわない、重量も気にしない(公称77gなので充分軽量なほうです)というかたは「RIVAL 3」も有力な選択肢に入るはずです。
何を隠そう普段70g台の有線マウスを使用している私は、「RIVAL 3」のほうが使っていてしっくりきました。

高性能なマウスがより「良い」マウスとは限らない…ゲーミングマウスの世界は深いです。

 

※価格を考えれば当然ですが、ケーブルはパラコードではなく、硬めのケーブルです。

 

 

 


最後に

両マウスに共通する懸念点はセンサー位置が他社製品のマウスより後方にあることです。
センサー位置によるエイムへの影響は私が試したかぎりではわかりませんでしたが、ほかのマウスから乗り換えたひとのなかには、エイミング時に違和感を感じるかたもいるかもしれません。
 

そのあたりを気にされないかたは、まちがいなく他に似たマウスのない、唯一無二な形状ですので、ぜひ購入して試されることをお薦めいたします!
両マウスとも当店では展示品もございますので、ぜひご来店の上、マウスを手に取ってみてください!
 

クロサワ楽器お茶の水駅前店でお待ちしております流れ星