駅長住職のブログ

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鉄道のこと、仏教のことについて書きます。
ふと思ったことについてサラッと書きます。
内容はすごく薄っぺらいです。

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近鉄新石切駅の2番線は通常使われていません。

いつも列車の案内表示(パタパタ)は真っ黒(無表示)だったり「回送」だったりが多いのですが…。

 

 

先日はなんと「大阪港」が表示されてました。

コスモスクエア駅まで延伸されてからは見ることのできない表示でしたので、懐かしい気持ちでいっぱいになり写真を撮りました。

 

当日は本当にこのホームから大阪港ゆきの臨時便か何かが発車したのか知りませんが、レアなものを見られてラッキーでした。

友人が歯医者さんで治療を受けるということで、知らない土地で約30分ほど1人で時間を潰すことになりました。

 

歯医者さんの前の交差点の名前がちょっと珍しかったので検索してみました。「狐井」という地名だそうで。

 

「きつねい」と読みそうですが、ローマ字表記をよく見ると「きつい」と書いてあります。

 

歯医者さん前の狐井交差点

 

検索してみるとこの土地に関する昔話がヒットしました。奈良県の公式ホームページです。

http://www.pref.nara.jp/32313.htm

 

徒歩10分ほどで昔話に出てくる「きつねの井戸」がある杵築神社まで行けそうでしたので、これは時間つぶしに最適です。

 

杵築神社にあるきつねの井戸

 

ヒョコッと思いつきで訪れただけなのですが、何かの御縁なので社殿にもお参りさせていただきました。

井戸のポンプは現役なのでしょうかね。勝手に触って良いのかどうか心配でしたので触れずでした。どんなに日照りが続いてもかれることがなかったという伝説の井戸ですから現役なのでしょう。きっと!

 

 

井戸の隣にはこんな作品が飾ってありました。

血が出るまで地面を掘って、貴重な水を湧かせてくれた狐さんに感謝している光景でしょう。

 

いつから「きつい」と呼んでいるのでしょうかね。こんな昔話があるなら「ね」を省かずに「きつねい」で良いのでは?などと思ってしまったり。

 

もしかすると杵築神社の「きつき」が元々の地名で、そこに昔話が合体して「きつい」に変化したのかな。いやいや、私の勝手な妄想です。

 

友人の歯医者の待ち時間がなければ一生訪れることもなかったであろう場所に来れて、しかも色々と妄想もできて面白かったです。

福井県の丸岡城に行きました。

歴史は苦手で、まったく知識はありません。

ただ古い建物が好きなので行きました。

 

看板などを置いていないスッキリした入り口

 

狭間 石落とし

すぐに触れるような感じなので動かしてみたくなります

 

どうなってるのかわからないけど見とれてしまう屋根

 

角度よりも1段ごとの高さのほうがヤバい階段

 

何気ない金具ですが作るのは難しそうです

 

屋根の形が見えるてっぺんの部分

 

涼しい風が入って気持ちが良いです

 

建物の知識もないくせに、何故だかわからないけれど木造の古い建物が好きです。

3月からは、読経後の法話に題名を決め、あらかじめ予告し、今回は「説くということ」について話そうと思っていました。

 

ところが残念なことに、読経と法話の時間帯にはどなたもお客さんがいらっしゃらいませんでした。残念なことにという話などではなく、まさにこれは私の不徳の致すところです!

 

と言っても、独りで法話していたらアブナイ人なので、コタツに入って静かに過ごしていました。季節は春ですが心は下の写真のようでした。

 

(2月11日、法華口~播磨下里)

 

第1回目からゼロとは何とも寂しいスタートなので、というか正確にはスタートできておりませんので、「説くということ」の話は4月に持ち越します。まさに新型車両の運転開始日にトラブルで運休という感じです。

 

ちなみに、当日は来客自体がゼロというわけではなく、しばらくすると数人の方々がお見えになりました。いつでも来客者がゼロになることはなく、ありがたいことと感謝しております。

 

さて法話ですが、鉄道ファンの駅長住職の話なので、鉄道に偏った話になると思います。心に響くようなありがたい法話が聞けるという期待はハズレる可能性が高いので、あまり期待されても困りますが、次回こそ1人でも聞きに来られる御方が現れますことを祈っております。

 

次回は3月14日(木)で、「大ということ」について話します。

最近気になって仕方がありません。

文字では表現しにくいですが発音のことです。

 

近鉄奈良線の車内放送は録音された音声での放送になりましたが、

  額田 かた

  生駒 こま

  富雄 みお

   …という感じの発音です。

 

でも地元の発音では、

  額田 ぬ

  生駒 い

  富雄 と

   …で間違いないでしょう!

 

こんなことを言うと、いちいち面倒くさいヤツだと思われるのかもしれません。しかし! どんな発音で読むのかということも含めて地名の表現だと思います。

 

 

こんなことを書こうと思った決定打は、大阪メトロ御堂筋線の長居駅の放送を聞いてのことです。

  ながい   …は絶対おかしいやろ!

  平たく  ながい

  もしくは  ながい  やろ!

   …と、心の中で激しく突っ込んでおりました。

 

もうかなり前のことですが、長居には祖父と祖母が住んでいましたので少しは馴染みがあります。家族の会話でも「明日長居のおばあちゃんとこ行くで」とか「長居のおじいちゃん怖かったで」などと言っておりましたが、そのときの長居は決して がい などという発音ではなかったのです!

 

  ながいのおじいちゃん…

  ながいのおばあちゃん…

 

   …って 誰やねん!!

 

まったくもう、私の少年の頃の思い出をヘンテコリンな発音で上書きしないでいただきたいですな!

 

 

でも、間違えてはいけないのが、阪急電車の車掌さんが

  池田駅は けだ

  山田駅は まだ

   …と発音しているのは不自然ではありません。

 

池田市や吹田市の近辺に住んでいない者からすると、平たく発音するか、もしくは だ にアクセントを置きそうになりますが、その近辺に住んでいる知人達の発音を聞いていると、車掌さんと発音が一致しているようです。

 

まだまだ気になるところはたくさんありますが、私も他府県の地名を読むときには、読み仮名だけでなく発音の仕方も勉強したいと思います。